いちばん大切なこと(と、私が思っていること)

癌が治る、治らないより
大切なことがあるように思います。
それは、「こういうふうに生きたいな」
という生き方に近づくことだと思っています。


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人間は、不死身ではありません。
誰もがいつかは死にます。
肉体を脱ぎ捨てます。
今日生まれたばかりの赤ん坊も
100年後には、この世にいないでしょう。
必ず訪れる「死」ならば、
それまでは、自分の好きなように
生きたいです。
じゃ、どんなふうに生きたいのか、と
問われると、上手く答えられません。
それで、いいのだとも思います。
上手く言葉に出来るのも、
なんだか気持ち悪いような・・・
今ここ、今ここって流行りですが、
そういう人に限って、今ここにいなかったり。
口に出していることって、その人の願望なんですね。
じゃ、私は何を望んでいるのかと言えば、
わからないのです。
少しペースを落としてゆっくりしたい・・・
できえば、何もしたくない・・・
何もしないということを、したいです。
(あまのじゃくですね)
こういうふうに生きたいな・・・
そんな思いを発見したら、
それを大事にしたいですね。
癌が治ることより、
自分がしたい生き方を生きれればいいような・・・
したいことをしていたら、結果治っちゃったりして
そして治らず、この世とさよならすることになっても
後悔が少ないでしょう。
そんなもんで、いいのだと思います。
私たちは、誰もが不死身ではないのだから。
そして、どんな生き方がいいのか、
それは人それぞれ。
自由に飛び回るもよし。
家族に尽くす人生もよし。
どれも正解。○です。
どう生きてもいい。
成功してもいいし、
失敗してもいい。
お金持ちになってもいいし、
貧乏になってもいい。
人のために生きてもいいし、
自分勝手に生きてもいい。
どう生きても、間違いはない。
そう思います。
だから、誰かに聞くのはもうやめよう。
他人の中には、答えはない。
あるのは、その方の見解だけ。
私が納得するものは、
テレビの中にも、
パソコンの中にも、
新聞の中にも、
友人の中にも、
家族の中にも、
どこにもなく・・・
ただ、私の中に鎮座ましましています。
ずっと前からあったことを、思い出したばかりです。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。