「信じる」とは「決める」こと

東京・杉並で美座療法をしている施術室、てるこの部屋です。

今ワクワクする実験をしています。きっかけは私の手には負えない患者さんでした。その方にベティ・シャインお勧めの方法をしたら一瞬で変わったのです。私は必要のある方には北向き法という自分で出来る筋反射をお教えしていますが、それでご自分で確かめて頂いても完璧でした。

ただ…その方法は完全に100%信じていること(疑う気持ちがゼロ)が鍵です。最初に行った方は全く先入観のない方だったので、スッと上手くいったのです。ここがいちばんの課題です。信じていることと信じようと努力していることは全く別物なんです。

たぶん、ほとんどの大人は「簡単です」と言うより「難しいです」と言ったほうが真実だと思ってしまうようです。子どもは別ですが、大抵の大人は社会や親からの何層もの深い暗示にかかっているからです。軽さより深刻さのほうにうんと馴染みがあります(子どもの頃は軽さしかなかったのにね!)。でもね、私がいつも言っているようにこの世界は自分が真実だと思ったことが真実になるんです。←ここテストに出ますよ~(笑)

私自身は「手放し」という手法を使って、自分の古い固定観念を外し続けてきました。大切なのは自分で気づくことなんです。それは「アッ!」という体験です。誰かから言われたり聞いたり、本やセミナーで知識だけ詰め込んでも全然変わらないのは「アッ!」という言葉にもならないような「気づき」がないからなんです。本当に気づいたならば、一時のマインドの喜びだけに終わらず「行動」も変わって「人生」も変わっていくはずです。

今は亡き夫に不思議なことが起こったエピソードは私の鉄板ネタですが、最近さらに私の理解が深まりました。そのブログにも書きましたが、夫は「信じちゃった」のではなく「信じることにした」のだそうです。(夫は不思議な体験により高次を信じられるようになったんだな、うらやましいなぁ)とずっと思っていたのですが、彼は自分の意志信じること決めたんです。

今日、こんな話をブログにしたのは「自分を信頼したいんです」「どうしたら自分を信頼出来るんですか?」などとよく聞かれるからなんです。私は啐啄同時と思っています。本当に信じるということは、自分の努力やド根性で出来るものではないと感じています(むしろ、それらが邪魔します!)。それではこの次元を水平移動するだけです。垂直方向に、つまり上に上がるには「上」からの助けが必要だと感じています。つまりこちらから梯子を掛けて、あちらに受け取ってもらうんです。だから、信じることの完成形は自我レベルでは無理だと思っているので高次に願っています。「私は自分を完全に信じることに決めました。自分では出来ないところをどうか手伝ってください。どうか私が私を信じられるようにしてください」「私に高次の完全な力を信じさせてください」そんなふうにです。そうすると梯子が掛かるんです。そこはブレません。多くの方はそんなことを願っても叶わないと感じておられるかもしれません。しかし、そこを私は「決めている」のです。私は自分の意志の力で「この願いは完全に届くのだ」と決めています。

白馬に乗った王子様を待っていてもダメなんです。(いつか信じられたらいいなぁ)なんて口をポカ~ンと開けて待っていてもダメなんです。信じると決めてください願いは届くと決めてください。信頼の第一歩は自分が決めることです。ます足を踏み出してください。決めることは神や高次の仕事ではなく、自分の仕事です。その自由意志は神にも侵せない領域です。そうなんです、あなたが決断することを宇宙は首を長~くして(笑)待っているんですよ。

ひょっとしたらあなたは…「絶対無理だ」「出来るわけがない」「難しい」「上手くいくはずがない」「良くなるわけがない」「簡単じゃない」「自分を信じてはいけない」「信じたら恐ろしいことが起こる」「人生に苦労は付き物」「少しずつしか変化しない」「苦労しないと手に入らない」な~んてことを信じていませんか?信じられないんじゃなくて、ちゃんと信じる力をフルに使っているんですよ(笑)

自分の深~い部分で何を信じているか、静かに感じて(考えるのではなく)みてください。そして、これから何を信じたいかどう在りたいか、意識的に決めてみてくださいね。 (^_-)-☆

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。