自分のダンスを踊ろう

潜在意識からだを整えて、楽で自然な自分になる!てるこです。

 

最近、ダンスが大好きです。4月のファミリーコンステレーション&ペインティングで毎日踊っていました。先日はスペイン人医師でホメオパスのDr.プラナーダの「ソウル・メディスン」の講座でもダンスタイムがありました。講座の内容も良かったんですが、ダンスが最高でした。髪を振り乱し大胆に踊る参加女性を見て、ああ~あんなふうにしてもいいんだと私も大胆に自分を解き放ちました。そのうち、自分の顔が笑っていることに気がつきました。自分が何の意味もなく笑っていることに驚き、恥ずかしさも感じるのですが、ダンスの魅力の中にまた没入していきます。内側から溢れる喜びとでも言うのでしょうか、楽しいという言葉さえいらないくらい、自分がただダンスになるのです。

 

 

今までの私の人生は思考優位でした。何か素晴らしい考えを知ることが出来たなら、自分は幸せになれるに違いないと思っていました。今自分が幸せではないのは、何か大切なことを知らないからだと。だから、死ぬほど学びました。しかし、学べば学ぶほど人生は悪くなっていきました。これはきっと学びが足りないんだ、私が無知だから不幸なんだ、よしもっと学んで状況を改善してやるぞ!・・・悪循環は続きました。

私は人生と戦ってきました。戦い続けてきました。しかし、本当は人生は優しかったのです。私がやすらぎを感じられる道をいつも示してくれていました。しかし、私はその道を掴むことはしませんでした。それを掴んだら負けだと思っていたからです。その道とは、受容の道です。起きたことは全部正しかったのです。私が許可したことしか起きていなかったのです。それをどうしても受け入れることが出来ず、私は抵抗し続けてきました。この抵抗が苦しみの原因でした。

人生はいつも私の前に最良のものを差し出してくれます。私が真に欲しかったものを置いていってくれるのです。しかし、私はそれを押しのけ、駄々っ子のようにこれではないこれではないと泣き叫んでいました。人生は私に「手放しなさい」と言ってきました。「お前が自分のコントロールを手放すまで、お前が本当に人生に身をゆだねるまで、お前が試練と感じるものを与え続けるよ。」と。これは愛なのです。誰か、神のような存在がそうしてくれているわけではありません。私が私にそうしているのです。人生とは私自身のことだからです。

これからも、自分のダンスを踊り続けたいと思います。上手い下手ではなく、音楽を感じて自分を明け渡す瞬間瞬間を楽しむダンスです。そして、、、そんな意味づけも説明不要な、ただただ子どものように無邪気に人生を楽しむ道です。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。