「する」→「なる」

東京・杉並で美座療法をしている施術室、てるこの部屋です。

一昨年の夏から美座療法という施術を行っています。これは高次のお力をお借りするもので、私自身は何もしていません(関節を絞める手技はありますけど~)。筋反射テストで高次にコンタクトを取る、とても不思議な施術なんです。誰でも学べるのですが、ちゃんと出来るまで私の場合は少し時間がかかりました。

若い頃、自己啓発のトレーニングを受けていた時にトレーナーから言われました。『教えることは出来ない。学ぶことは出来る。』有能な教師がどれだけ嚙み砕いて説明してくれたとしても、本質的な部分を掴むのは自分で体験的にやるしかないんです。この2年間あまりの日々は苦しくも楽しい気づきの連続でした。

私の認識ですが、美座療法は高次の周波数に自らが合わせていくしかないと思っています。そういうところが他のヒーリングと違うと感じています。特に「感謝」が大切だと教えて頂きましたが、これがなかなか難しかった!

感謝が足りないですよ」と言われ、意地になって(笑)二時間もやったこともあります。ところがそれでも何も変わりません。一体どうしたらいいのか途方に暮れたこともあります。

でもね…今思えばやっぱりこれしか方法はなかったんです。時間をかけて回数をやっていくと感謝する「癖づけ」になるのです。傲慢で自己中の私にはそういう状態を作るのも一苦労だったんです。

それが…ある時からです。感謝を「している」のではなくて、感謝に「なっている」時が出てきました。私が感謝をしているのか、それとも感謝が私をしているのか(私が単なるパイプになって、そこから感謝が吹き出ているよう)、わからなくなってきました。まるで「」という行為者がなくなり「感謝」だけになっている時があったんです。福井てるこという個我が消え去ると、不安や心配、期待さえも無くなるのでした。

(ああ~、そうか、これだったのか!)私は以前あるエネルギーワークを教えていましたが、そこでは「問いかけ」という強力なツールがありました。そして『問いかけをするんじゃなくて、自分が問いかけになってください』とテキストにあったんです。当時の私は講師でありながら「問いかけになる」という意味が全くわかっていなかった!受講生の皆さんには単なる言葉をお伝えしていただけでした(受講生の皆さん、大変申し訳ございませんでした)。

例えるならこんな感じです。門限も忘れて夢中になって缶蹴りやかくれんぼをしていた子どもの頃を思い出してください。ものすごく集中していませんでしたか?「自分」が「遊んでいる」ではなく「遊び」そのものになっていませんでしたか?そこにネガティブな思考・感情が入り込む余地は一切ありません。ただ、我を忘れて遊んでいましたよね。そうなんです、子どもの頃みたいに「」を忘れなきゃダメなんです。

「感謝」はとても高い意識レベルのエネルギー状態です。それ一色になっていれば、決してビクビクおどおどした不安・心配が出るわけがありません。「自分が感謝をする」んじゃなくて「感謝そのものになる」んです。私、この感覚が新鮮で今さらながら感謝行にはまりつつあります~( *´艸`)

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。