私ならこうします

頭ではわかっていたことですが、
またもや、朝のまどろみタイムで
湧き上がりました。
「死は、生の一部」
嫌われ者の「死」がなんだか
可哀想にも思えてきました。
「生」も「死」も同等なのです。


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「生と死」などと一対で言われますが、
「死」は、「生」の一部です。
「死」なくしては、「生」も
成り立ちません。
それを・・・
「死」だけを、ぐいぐいと
遠くへ遠くへ追いやっても
決して切り離すことは出来ないのです。
それはもはや、「生」から
遠ざかりつつあります。
それが今朝のまどろみタイムで
腑に落ちました。
腑に落ちたということは、
私はもうそれで悩むことはない
ということなのです。
例えばですが、「幸不幸」と
いう言葉があります。
これもそうです。
「幸」だけを求めると
苦しみが生まれるのです。
コインの裏表のように
「幸」を求めれば、いつか
「不幸」という体験を
味わうことになるのです。
どちらか一方の極に振れようと
すればするほど、激しく戻されます。
まるで物理の法則ですね。
一方の極に留まろうとする
エネルギーは膨大なものなのです。
そう・・・
だから「死」を避けようとすれば
するほど、エネルギーを使います。
治癒に使うエネルギーに回らず、
「葛藤」に費やされます。
だから・・・
生と死の二極を超えるしかないのです。
受け入れるということでもあります。
それ以外はどんなに素晴らしく見えても
一時しのぎの対症療法です。
ステレオの一時停止ボタンを押して
いるようなものです。
またいつか大音量で鳴り出します。
「死」を避け続けるということに
必死にエネルギーを使い果たすより
なんとか二極を超えていきたいですね。
なるべく、すべてを手放し
何かを掴んでいるのに気付いたら
手放し、気付いたらまた手放し・・
いつも、360度の可能性を
創り出すようにします。
今のところ、それが最善のように
思われます。
言うのはカンタンですけどね。
それももちろんわかっています。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。