癌は、執着すると治らない?執着して治す?

私の話は、矛盾が多いように感じる方もいっらっしゃるかもしれません。
自分でも、真反対のことを言ってるなと思います。
でも、それには理由があります。


どんな方にお話するかで、内容やポイントが違ってくるのです。
どんな部分が引っかかっているのか、その方が自分をどれだけ受け入れ愛しているか、
また、人生観などでも変わってきます。
つい最近も、こんな質問を頂きました。
「よく命に執着を持っちゃいけないっていいますよね?でも、自分のお葬式の夢を見た3人の
末期がんの方は、死ねないって強く思って、完治したっていうことなんですよね?」
はい、そうです。寺山心一翁さんと杉浦貴之さんと我志普願さんです。
ポイントは現れた行為ではなく、その内部の心境なんです。
3人の方は、もちろん最初は「死」に対する恐怖はありました。
でも、そこを見つめるのはやめて、「今、この瞬間」に没頭し始めたのです。
いらない執着とは、死ぬのが怖い、生きていたいという「恐怖」からの執着です。
必要な執着とは、「こういうことをするために生きていたいんだ!」という「希望」への執着です。
子供の成長や、同じ病気の方を元気づけるなどの「目標」があった、「目標」が出来たからこそ
生きる力や自然治癒力がグーンと上がったのだと思います。
ただ、「癌を治す」ことが目標だと難しいかもしれません。
治った先、健康になった先に、「何をするのか」です。
恐怖から執着しては、苦しいだけです。
でも、「生」をあきらめてはだめです。
これから怖いこと(死)が待っている、はぁ~もうだめだ、、、と早々にあきらめるのは
無執着とは違います。
きっと、それは「生き方の癖」でしょう。
ただの癖です。しっかり認識すれば変えられます。
逃げないで、現状をしっかり見て、対策をたてましょう。
一つの扉が閉まっても、必ず別の扉が開くのです。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。