かわいそうな人・たいへんな人

杉並区西荻窪の治療院、てるこの部屋です。

ずいぶん昔の話です。
東京に出てきて一人暮らしを始めた私は
思う存分長電話出来るのが楽しくて楽しくて。
友人たちとおしゃべりに興じていました。

そのうちに…友人の話は
いつも同じようなパターンだと気づいたんです。
A子は大体1時間半くらい長電話する子。
話の内容はいかに自分がかわいそうか、です。
B子は大体40分くらいで切り上げる子。
話の内容は自分がどれだけたいへんか、です。

今ならよくわかります。
自分を「かわいそうな人だ」と思っていたら
それを人生に証明するようになるんです。
かわいそうな人生を送ることになるんです。
自分を「一人で頑張っていて大変だ」と
思っていたら、大変なことが次から次へと
やってきちゃうんです。

自分が他人に語っているストーリー
どんなお話ですか?
そして、それは自分が絶対的に真実だと
信じ込んでいるからこそ語るんですよね?
それは真実ではなく解釈というんですけどね(笑)

友人たちに「ねえ、聞いて聞いて」と
いかに自分が被害者かを語り続ける限り
あなたの人生は被害者の人生です。
タイトルをつけるとしたらこんな感じかな?
「周りは敵だらけ」
「どうしていいかわかんない!」
「ザ・被害者」
「いつも上手くいかない」
「誰も助けてくれない」
「不幸自慢なら負けないわ(笑)」

・・・立ち止まってください・・・

そんなにムキになって
相手にわかってもらおうとしている話は
一体どういう内容なのでしょうか?
自分と周りに向かって自分はどんな人間だと
宣言し続けているのでしょうか?


・・・立ち止まってください、少しだけ・・・

<目覚めのコーチング>
絡みついた思考の糸をほぐします。
Oリングとエネルギーで
シンプルにしていきます。



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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。