魂の同志(またまた、ウエサクの満月)

びっくりしました。その思いは昨日(ウエサクの満月)ふいにやってきました。ウエサクの満月とはこの時期の蠍座の満月のことで、お釈迦様が悟りを開いた日とも関係があるそうです。また天と地とのゲートが開き、目覚めのエネルギーが大量に降り注ぐと言われています。今年はうっかり忘れていました。しかし、起こってしまったんです。私はここ数年大きなシフト1シフト2をしています(そういうのまったく信じていなかったんですけどね)。ウエサクで唱える大祈願文というものがあります。よろしければ今からでも唱えてください。エネルギーを感じられるかもしれません(今、読み上げたら溢れる涙を止めることが出来ません・・)。

 

 

昨日(ああ、もう私の夫はいなくなったのだ)と突然思いました(もちろん夫は昨年8月に亡くなってますよ。そういうことではないんです)。夫だった意識はこの宇宙の中にもちろんあります。しかし彼は私の夫という役割を完全に降りているということがわかったんです。どうやら私は未練がましく彼を「夫」だと思っていたようです。それは彼が亡くなってちょうど一か月たった日に友人がチャネリングしてくれたメッセージでもちゃんと言われていたんです。それでも私には「夫」だったんです。それ以外ではなかったんです。

しかし昨日、彼はもう夫ではないことがわかりました。なぜだか私の胸の中に湧いてきたんです、私たちは同志だったと。そう・・魂の同志といったところでしょうか。便宜上はこれからも「夫」と呼ぶこともあるでしょうが、もう夫ではありません。それはこの地球上で肉体を持っていた時の役割に過ぎません。彼が「やっと理解したね」と喜んでいるのがわかりました。私は先を急ぐのです。過去にしがみついているほど暇ではありません。寂しさと共に一歩前に進んだ喜びが芽生えました。この地球での重いドラマを超えていくのが私の目的の一つです。私が肉体を離れた時、彼は夫としてではなく同志として私を称えてくれるはずです。そんなビジョンが浮かびました。

それは彼自身が言っていたことです。悪性脳腫瘍を宣告され、手術で認知が下がり仕事が出来なくなった時、ポツリとこう言ったんです。「僕が死んで天国に行った時、タイタニックの最後の場面みたいになるようだよ。先に亡くなったたくさんの人たちが温かい拍手で出迎えてくれるんだ。よく頑張ったねって。今それが浮かんだんだよ。」彼はほとんどすべてのものを失い、そしてそれをあっという間に受け入れました。サレンダーの達人と私が呼んでいる所以です。ちなみにサレンダーは作戦ではありません。うまくいくように(病気が治るように)サレンダーするのではありません。ただただ神の御心のままに、です。彼は神の声を聴き、見ることが出来て、完全にそれを受け入れた人でした。

 

中古なので表紙カバーもない(笑)
 

昨年、彼が亡くなった日にある本が届きました。自宅の風呂で亡くなったので警察の事情聴取が来ていたのです。そんな取り込んでいる時に宅急便がやってきて・・以前注文しておいた「神の使者」が届いたんです。これも偶然ではないでしょう、私たちのことですから(笑)

「神の使者」は原題を「宇宙の消滅」といいます。著者であるゲイリーの前に肉体を持った二人のアサンディッドマスターが現れ、宇宙の仕組みや神について対話するという実話でとても興味深い内容です。これを読むとあの難解な「奇跡講座」の学習が20年早く進むと言われているものです。

彼(夫)もゲイリーと同じような体験をしています。真っ暗闇で声を押し殺して泣いていた時に、胸に差し込んできた白い光。そして「生き続けなさい」の声。それから彼にはカエザルと名乗る鳥が実際に現れ、メッセージをくれるようになりました。カエザルは神のメッセンジャーでした。そして後に夫は気づきます。「カエザルは未来の僕だ!」と。とても信じられないようなことばかりでした(だって、「もう夫婦の関係は終わっていいと君のお父さんからメッセージが来たよ」と言った次の日に亡くなるんですもの。偶然では片づけられないレベルです)。

 

 

私と彼は夫婦という関係をやっと終えて、本来の魂の同志になりました。すべてを赦し、ゆだねて、そして出来る限り自分の重さを解放して肉体を離れることを応援してくれています。彼が自分の魂の成長という一点に集中して生きていったように、私もそうするつもりです。同じような質を持った魂ですからね。これからがさらに楽しみです。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。