teruko 「パワー・オブ・ナウ」
昨日いらした腰痛の患者さんが
英語を勉強しているテキストで
エックハルト・トールさんの本です。
邦題は「さとりをひらくと人生は
シンプルで楽になる」だったかな？
読んだことはないけれど
今この瞬間に生きることの大切さは
腐るほど聞いていますね。
でも「今ここ」に生きることは
口で言うほど簡単じゃない！
何もかも順調で問題ない時は
誰もが寛大になれるものです。
今ここ、この瞬間を味わいつくせます。
感謝してますって言ってみたり・・
笑顔満載で他人にも気をつかえたり
ポジティブに振る舞えますね。
ところが、人生にはにっちもさっちも
いかない場面が突然やってきます。
（本当は予兆があるんですけどね）
そんな時、どうするか・・・
今まで後生大事に蓄えてきた知識が
役に立つか立たないか・・・
またとない検証の機会です。
苦しみの真っ只中にいて、
もう駄目だ、無理だ、終わりだ、
そう思っていることを
自分がフォーカスしていることを
自分が選んでいることを
また「選びなおす」ことが
出来ることも気付いているなら・・
明日手放そうではなく、
今この瞬間に手放してしまっても
いいんですよ。
もちろん、これから死ぬまでずっと
大事に大事に「自分はダメだ」と
いう思いと共に生きていっても
いいんです。どっちでもいいんです。
どんな意識状態を選ぶかは自由です。
素晴らしいですね。
こんなに自由が与えられていたなんて
今初めて気が付きました！
この自由の喜びに気付いている人が
一体どれだけいるんだろう。
相対的な自由ではなく、
絶対的な自由の喜びに。