teruko 瞑想の最終日、沈黙が解かれます。
男女合わせて５０～６０人。
そのうち外国人が１５人くらい。
しゃべっていいと言われた途端に
わ～～～と元気な方が多いこと！！
私は瞑想中も終わった後も
あまり変わりなくでした。
ふと一人の女性が目に入りました。
外のベンチでぼぉーっとしています。
「今、お話していいですか？」
私は声をかけました。
「なんだか上手くしゃべれなくて」
その方が言いました。
以前参加されたNさんも
終わったあと上手く話せなかったそう。
電車に乗るのもぎこちなかったとか。
そういう人もいるんだ～！
聞けば瞑想は初めてとのことでした。
私は他の瞑想もやってきたので
あんまり変化はなかったようです。
体感はすごかったですけどね・・・
このヴィパッサナー瞑想は
最終日に沈黙を解いて、
みんなでおしゃべりする時間を
設けています。
そうしないと、いきなり普通の世界に
戻ると心も体もびっくりしちゃいます。
リハビリが必要なんです。
翌日朝には解散です。
しゃべりづらくはないけれど
しゃべりたくはないなぁ・・・
そんな気分でした。
朝の１０時には家に着きました。
１１日振りの夫との対面。
すると夫がこう言いました。
「君はエネルギーが変わった！」
「君のエネルギーが変わったから
僕のデトックスが始まったみたい」
そう言って崩れるように眠り始めました。
「私と会って緊張がとけたんじゃない？」
しかし、夫は言い張ります。
「違うよ、君のエネルギーが
僕の何かをデトックスさせている・・・」
そのままガーガーと眠り込んでしまいました。
自分自身では何も変化は感じない。
おしゃべりはしたくない感じだけど。
ところが仕事を再開してみると
鍼灸の患者さんがみんな眠るのです。
（バーズで寝るのは普通ですが）
皆さん、ドロドロに眠ってしまうのです。
あれれ？私が浄化されたからかな？
波動が以前とは違うのかな？
患者さんがドロドロに眠くなる現象は
ほぼ１週間でなくなりました。
（瞑想を毎日きちんとやれば
波動が高いままなのかもしれませんね）
無事に瞑想修行を終えて
大満足です。
何も変わらないようだけど
見えないところではだいぶ浄化
されたのかもしれませんね。
こんな素晴らしい瞑想センターが
すべて寄付でまかなわれているという
のも驚きです。
最後の日に自分が決めた金額を
寄付させていただくのですが、
これは後から来る瞑想者のためなのです。
こんなに素晴らしい瞑想を
世界中に広めたゴエンカ氏、
そしてその先生ウバキン氏、
そして、こうしてボランティアで
やって下さるセンターの皆さまに
感謝の気持ちでいっぱいです。
毎日安全に集中して瞑想出来ました。
本当にありがとうございました。
これからもたくさんの方々が
瞑想により苦しみから解放され、
悟りの光で包まれますように。
生きとし生けるものが
幸せでありますように・・・
（終わり）