魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか

東京・西荻窪の治療院、てるこの部屋です。

『授人以魚 不如授人以漁』
有名な老子の格言だそうです。
飢えている人がいる時に
魚を与えるか、魚の釣り方を教えてあげるか
という話です。
魚をあげただけだと1日で食べてしまうけれど
釣り方を教えてあげれば
その人は一生食べていけるという考えです。

私はどちらも大切だと思っています。
今にも飢えて死にそうな人には
釣り方を教えるよりも
まず魚を食べさせてあげないとね(笑)
で、お腹もいっぱいになって元気が出て
余裕が出来たら、魚の釣り方を教えてあげると
いいですね。

セッションでも同じようなことを感じます。
例えば、セラピストとして開業した方で
集客等がイマイチで落ち込んでいるという
ような課題をお持ちの方がよくおられます。

目の前の問題を解決することは重要です。
(飢えて死なないように、ね)
私はその方が見落としていることを
具体的にアドバイスさせて頂いています。
で、少し余裕が出てきたら
何のためにセラピストをやるのかという目的
というか、人生の大目的を考えて頂いています。

また、時折起こりうる焦り落ち込みの時、
自分がどういう時にどういう反応をするか
思考・感情・体感覚をじっくり観察して
どんなセルフイメージ信じ込みがあるか
てるこの部屋は見抜き方をお伝えしています。

私たちはダメな自分が大嫌いです(笑)
だから、ダメな自分じゃなくなれば
いいんじゃないかと、講座を受講したりして
一足飛びに出来る自分になろうとします。

でも、このダメだなって思う自分
そう思っていることをゆっくり丁寧に
見て感じていくプロセスをすっ飛ばすことで
とても損してしまうんです。

セミナージプシー、セッションジプシーで
うまくいかない方は、方法を集めれば
上手くいくと勘違いされています。
その道具や方法の使い方が雑なんです。
自分との向き合い方が雑なんです
ここをてるこの部屋ではしっかりお伝えしていきます。

一見ネガティブに見えることは
今まで自分が無視してきた自分を
まるっと受容するための恩寵です。
それを受け取り拒否して逃げても、
この宇宙は本当に親切なので
どこまでも追っかけてくれるんです(笑)

飢えそうな時はまず魚をあげます(笑)
なおかつ、魚の釣り方もお伝えします。
・目の前の問題を軽減・解消すること
・問題を創り出している根本を解消すること

このどちらも大切ですね。
ご一緒にコツコツやってまいりましょう。

お気軽にお問い合わせください。

当日申込みは空きがあれば受け付けます。
その場合は必ず電話連絡をお願いします。

TEL:090ー4435ー9483

この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。