先日ブログに書いた「黄泉の国セッション」を
夫にやってみました。
身内だと、なんだかドキドキします。
夫には、くわしく説明はせず(彼は「黄泉の国」というものが何かも知りませんでした!)
いつも通り、呼吸・体のリラクゼーション・数の深化・・・・・という手法で
階段まで誘導しました。
(何色の階段ですか?何で出来ていますか?)
夫「コンクリート、、、あれれ、「どあい」の階段だ。おかしいなぁ。」
(「どあい」って何ですか?)
夫「群馬県にある、長~い階段のある駅なんだ。谷川岳に行く時通るんだ、、、。」
夫「やっぱり、土合(どあい)駅だ。」
夫は、無事階段を下りて着いたらしいです。
(どんなところですか?)
夫「土合駅だよ。」
(そこは、「黄泉の国」ではないのですか?)
夫「土合駅だよ。」
(誰か、いますか?)誰かいたら、その人が「黄泉の国」の門番かもしれません。
夫「駅長さんがいる。」
(じゃあ、その方が「黄泉の国」の門番か聞いて下さい)
夫「違うって。駅長だって。」
困りました。夫はすんなり「黄泉の国」に行けず、田舎の駅に着いてしまったようです。
(じゃあ、その駅長さんに「黄泉の国」に行くにはどうしたらいいか聞いて下さい)
夫「聞いたら、ここから行けるってさ。」
やったー!!!(それでは、そこから行きますか?)
夫「駅長が、「黄泉の国」に行けるけど、行ったら戻ってこれないってさ。」
夫は、悪性脳腫瘍で高次脳機能障害でなりました。
自分でお話を創作するような状態ではありません。
(どうしたら、「黄泉の国」に行けるか聞いて下さい)
夫「行けるけど、行ったら絶対戻ってこれないってさ。」
んー困りました。さて、どうするか、私!!!
(どうしたら、安全に戻ってこれるか聞いて下さい)
夫「だから、駅長は行ったら戻ってこれないからって言ってるんだよ。」
わかりました。あきらめます。直球がだめなら、変化球だ!
(人の寿命がわかる「命のロウソク」を見たいと伝えて下さい)
夫「ロウソクだけなら、駅長室にあるってさ。」
がっくん!!!最初から聞きゃよかった!
(それでは、そのロウソクを見せてほしいと駅長にお願いして下さい)
夫「ついて来いって言ってるよ。」
これだから、催眠療法は究極のライブセッションと言われるのです。
臨機応援さが求められます。あやうく、あきらめてしまうところでした。
あまりにも、リアル、臨場感たっぷりなので、続く・・・・・