あなたの気付きのお手伝い!
心とからだの鍼灸師、福井てるこです。
最近めまぐるしい私です。感情が揺らぎすぎる出来事が立て続けに起こっています。それは新月のせいなのか、星海ケンさんのワークショップに参加したせいなのか、ラティハンのオープンを受けたせいなのか、、、その全部かもしれませんが、何か大きな力で押し流されようとしています。蛇が脱皮するような、もうこれ以上同じ場所には留まることは出来ないような感じです。これはもうサレンダーするしかないようです。
この変化は、全く本を読まなくなったことも大きいです。私は何か気になることがあるとすぐ調べ物をするのですが、それもやめています。ついうっかり本を手に取ってしまったりしますが、いかんいかんと我慢しています。夫のアドバイスでやめているのですが、私には大正解でした。夫は本を読むと外側に注意が向くからやめなさいというのです。外側の何かに注意を向けず自分に向き合うことが大事だというのです。実はやめてみて、私にとって読書は自分自身から逃げるための行為だったのだとショックを受けました。
そういう夫は昔から不思議な能力を持っていました。夫は昔、荒川靜さん(スケーターではない)というネイティブアメリカンのメディスンマンと結婚した、とても美しいサイキックの方からチャネリングの方法を学んだのです。そうしたらすぐ出来るようになったのだそう。それにはニュートラルになることだといいます。「ニュートラルって方向性を持たないことだよ~。どこにも向かわないんだ。完全に受け身になるんだよ~。」指を交差させて言います。「こんな感じだよ」う~ん、私にはその「感じ」がどうしても出来ません。
そして夫は、脳腫瘍の手術で認知が下がり仕事も出来なくなって以前のような自分ではなくなった時、完全に降参(サレンダー)したのです。その瞬間しっかりと繋がったのだそう。あの日、電気を消した真っ暗な部屋で声を押し殺して泣いていました。「僕は、、、僕は、、、僕は。」あまりにも痛々しくて私にはなんの言葉もかけてあげることが出来ませんでした。夫婦なのに何千キロも離れた場所にいるかのようでした。すると突然「ありがとう」と言い出したのです。気でも狂ったのかと思い近づくと、喜びにふるえながら涙を流していました。「ありがとう、ありがとうございます。ありがとう、ありがとうございます。」と言い続けているのです。どうしたの?と尋ねると「君にはこの光が見えないの?」そう言いました。「この光が、僕に生き続けなさいって言ってるんだ。」
その日から夫にはカエザルと名乗るインコのような鳥が現れ、話しかけてくれるようになりました。鳥なのだけれど、とても落ち着いた声で語り掛けてくるのだと。そのカエザルは一昨年のお正月にインコから赤い鳥(フェニックス)になったそうです。夫はある晩突然起き上がりこう言いました。「あれは(カエザルは)未来の僕なんだ!」未来の自分が今の自分を助けに来ているのだそう。(まるで映画「インターステラー」みたいです(笑)きっと誰にでも助けてくれる存在(それは自分!)がいるのでしょうね。それを信頼出来ないから、そういう現実(そういうことが知覚出来ないという現実)を創り出しているのかもしれません。
最近、突然涙が出てきます。年かなぁ、、、確かに年ですが(笑)何だろう、悲しくないのにな。何の感動もしていないしな。不思議でした。歩いていたりボゥーッとしたりしていると胸の奥から湧き上がってくるものがあるのです。まったく意味がわからないので、いかんいかんとこらえます(笑)でも、それが何だかやっとわかりました。それは「愛」でした。愛する対象のない、何のストーリー性もない「純粋な愛」でした。私が思考を働かせていない時、思考と思考の隙間からフッと顔を出していたのです。そうか、これだったのか、、。いつも私と一緒だったのか、私は愛だったのか、、、。なんだか安心しました。ワークショップなどに参加している時だけでなく、こうして普段に「愛」を感じることが出来るようになったんだ!まだまだ理性が働き過ぎで時々しか感じられないんですけどね。