今日は人生最後の日

東京・杉並・西荻窪の施術室、てるこの部屋です。

ただ今、メニューを見直しています。プロフィールも少し修正しています。12月に還暦になるので「私の60年」なんてタイトルにしたら感慨深いものがあり…もういつ死んでもおかしくないなと思いました。

すると(今日が人生最後の日)って気持ちになったんです。ちょうど銀行にいたんですけど、見知らぬ人にも優しい気持ちになっている自分に気が付きました。

(人生って長過ぎると思っていたけど、意外と短いな。)(いろいろあったな。本当に大変な人生だったな。)(同じ人生をもう一回やれって言われたら絶対嫌だな。)

胸がいっぱいになり、しみじみとした思いが湧き起こりました。淋しさはなく、なぜか温かい気持ち。そして安堵感。心の奥から湧き上がる言葉は「ありがとう」でした。本当に死ぬ時もきっとそんな感じになるんじゃないかな。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。