感謝を続けると幸せになる理由

東京・杉並・西荻窪の施術室、てるこの部屋です。

私の大好物はずっと「意識」です。意識というものがなぜそんなに重要かと言えば、意識の状態により体験する出来事の意味づけが変わってしまうからです。どの意識レベルにいるかによって見える景色が違うのです。簡単に言えば、人生が良くなるのも悪くなるのも意識次第と言えます。

私が参考にしているのは「パワーか、フォースか」のデヴィッド・ホーキンズ博士の意識のマップです。自分の意識を変えていくのは本当に大変なことだと博士も言っておられます。人には住み慣れた意識レベルというものがあり、そこがどんなに酷いレベルであろうとそこから抜け出すことはある意味恐怖なんです(まるでゴミ屋敷に住んでいる人みたいですね)。博士はほとんどの人は下位(下の図で言うと黒い文字の部分)の意識レベルで一生を終えるとも言っておられます。

巷にはセミナーや書籍など、人生を良くする様々な方法が溢れていますが、いちばん費用対効果が高いのは「感謝」ではないかと私は思っています。しかし、この感謝というものはなかなか難しいのです。

よくいらっしゃるのは(私は感謝しています・感謝出来ています)という方です。いわゆる良いことが起こったり、何かして頂いたりしたら感謝するのは当たり前のことで、私が言いたいのはそういう最低レベルの感謝のことではないんです。あの有名な納税日本一の斎藤一人さんは感謝には三段階あると言っていますね。

また(感謝は難しい・感謝ってどうやったら出来るんですか?)と質問される方もいらっしゃいます。よくよくお話を伺うと、感謝とは気持ちや感情のことだと思っておられました(もちろんそうなんですが、気持ち+行為です)。なので、(ありがたい~!)という涙が出るような気持ちが湧き起こるまで感謝は出来ない、そんな気持ちは滅多に湧き起こらないと悩んでおられることが判明しました。そういう方は、気持ちの伴わない感謝の言葉を発する方を見ると偽善者と感じることもあるようです。

感謝には口先だけや儀礼的なものもあるでしょうし、もう死んでもいいくらいの感謝も一生に一度くらいはあるかもしれません。とにかく幅があるんです。この私だって涙を流しながらやっているわけではありませんし、傍から見れば静かに浸っている感じです。

私が短期間に意識レベルを上げれたのは美座療法と感謝のおかげですが、私の感謝はその時々の段階に応じて変わっていったという感覚です。最初のうちは義務的に行うものでした。いわゆる「行」ですね。まずは形から、ということです。そのうち様々なご指導をいただきながら、行と決めた時間以外にも自分の意識に意識を向けるようになってきました。時間や空間を感謝で埋めていくと言ったら言い過ぎですが、そう努力をし続けました。

例えば、朝ベッドの中で目を覚ました瞬間に「ありがとうございます。感謝します。感謝します。」と最初のうちはなかなかできませんでした。自分の意識が日常のあれやこれやにすぐ巻き込まれてしまうんです。今をときめくスピリチュアルリーダーさんが「皆さんは眠ってますよ。目覚めてください」と言っているそうですが、目覚めたくても私たちの自動反応が凄まじ過ぎて、同じ意識レベル・同じパターンの中に閉じ込められているんです。

その自動反応(をしていることすら気づかないですが)を緩めていくには、意識的になることしかありません。それには静かな時間を持つことです。瞑想も思考がゆっくりになっていいのですが、なかなか難しいものです。この道ウン十年の私がお勧めするのはやっぱり「感謝」です。

(ありがたや~)という気持ちや感情が起こるまで待ってないでやってください。感謝=善なる感情・高い周波数ではありますが、それを創り出すにはまずやることです。行動です。まずは癖になるよう「行」をするのです。

そして実は、感謝とはやるかやらないかの選択です。選択ということは自分の責任だということです。気持ちが起こるまで待っていてはいけません。いいことに感謝するのは簡単ですが、悪いことにも…そしてどんなことにも感謝していくのは正直相当意識的にならなければ出来ません。この自分の意識を徹底的に観察していくことが大切です(私たちは誰もが歪んだ眼鏡をかけているので観察自体がまず困難ですが)。そして、その上で「感謝をする」ということを「選択していく」のです。この筋トレのような地味~な繰り返しが意識レベルを少しずつ上げていきます。

私たちは無意識にある凝り固まったものの見方(こうあるべき・こうあってはいけない)で苦しんでいるわけですが、感謝を続けるとどんどん緩んでいきます。物事を俯瞰して見られるようになります。そして他人や環境のせいではなく、自分が選べる・自分次第だということが身に付いてきますから、誰も何も責めたり恨んだりしなくなります。そうなると自然に心の平和ややすらぎが訪れます。だから、感謝を続けるといつの間にか幸せになっていくんです。 

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。