感謝と自己肯定感の話

東京・杉並で美座療法をしている施術室、てるこの部屋です。

不思議な施術、美座療法を始めて2年半になります。高次と繋がり、すべてお任せするこの施術のコツは「感謝」です。やればやるほど(といっても、実際私は何もやっていないのですが…(笑)「感謝」しかないと実感します。これは単なる例えやイメージで言ってるのではありません。筋反射で毎日何回も何回も高次にお尋ねして、今この瞬間自分がどうであるかを確認しているからこそハッキリと言えるのです。もちろん私自身、日に何度も「感謝が足りない」と出ます。そうしたら、すぐ感謝を行います。そうやって自分の状態に意識的になり、今の自分に可能な最高の状態で患者さんをお迎え出来るように調整しています。

実は…学び始めた最初の頃「感謝が足りないよ」と指摘されることが本当に嫌でした。怯えていたというのが正直なところかな。(こんなに感謝してるのに!)とか(どうやったらいいかわからないよ!)と怒りが湧いてきたり、(やっぱり私には無理なんだ…)と悲しくなってきたり、ジェットコースターに乗っているような日々でした。それでも、この施術を放り投げなかったのは、ちょっとずつ出来るようになっていったからです。私が諦めようとすると、なぜか急に向上・進化するのです。(あれ?これがわかるようになったぞ!あっ、これもわかる!)というような感じで嬉しい驚きや発見があったからこそ続けてこれたのです。高次の方々って私の性格をよくご存じのようですね(笑)

先日の患者さんの話です。ある内臓の症状がなかなかよくならない原因の一つに「関わる方に感謝が足りない」ということがありました。こういうことをお伝えするのは本当に難しいです。ただ、これがポイントだったので、高次に確認を取り、お伝えさせていただきました。すると、その方は素直にスッと受け入れてくださいました。私は人様にあれこれ言えるような立派な人間ではもちろんありません。ドキドキでしたが本当に良かったです。その方はすぐに良くなられました。身体の症状の原因が本人の生きる姿勢だったりするのです。本当に不思議ですね~。

一方、上手くいかなかったこともあります。同じような症状の方にやはり同じような原因をお伝えしたら、プイッとされました。そりゃそうですよね。「感謝が足りないみたいです…」と言われたら、なんだか人格を否定されたみたいですもんね。これはもちろん私という施術者との信頼関係の課題がいちばんにあるかと思います。そしてさらには本人の「自己肯定感」が低いか高いかとも関係しているように思うんです。

自己肯定感が高い方は素直に(そうなんですね~。わかりました。やってみます。)という感じです。「感謝が足りない」という言葉を文字通り、「感謝」が「足りない」とストレートに聞くのです。(そっか、じゃどうすればいいのかな?)と次に自分がとるべき行動を考え始めるのです。しかし、自己肯定感が低い方は違います。同じことをお伝えしても、そうは聞こえず(あなたは感謝が足りないからダメです。ダメな人間です)みたいに聞こえてしまうのです。認識が歪んでいるというのか、何を聞いても否定的に捉えるフィルターがかかっているような感じなんです。そして、(やっぱり自分はダメなんだ)とか(どうせ自分はダメな人間だ)とか、さらには過去の体験の記憶を引っぱり出してきたりして、もんもんと悩み始めてしまうのです。

何を隠そう、この私自身も自己肯定感が低~い人間だったのでよ~くわかるんです。心がまっすぐじゃないから、何でもねじ曲がって脚色して聞いてしまうのです。私がその自己肯定感が低~いドロ沼から這い出ることが出来たのは、やっぱり美座療法のお陰なんです。とにかく感謝をするしかないから、最初はそれしか方法がないからやっていったんです。すると、啐啄同時というのかな、そういうことが起こってくるんです。(どうか助けてください。私が心から感謝出来るようにしてください)という強い願いを持って行っていると、高次からも(よし!わかった!)という思いというか、不思議なお力で私をドロ沼から引き揚げてくださるのです。

世の中には、一生かかってもひがみ根性の性格を直せない人もいるでしょう。他者の悪口や愚痴をこぼしてばかりの人もいるでしょう。自己肯定感が低いとそれが普通になってしまうのです。それはそれは辛い人生だと思います。幸せな人生を送るには自分が自分を肯定出来ているかどうかが鍵です。いい車を買ったりマイホームを持ったりしても一時の満足だけで、すぐにまた別のものを探し始めます。どれだけ周りの環境を整えても、決して永続的な幸せはないのです。幸せは自分の内側の問題です。そのなかなか変わらない内側を変えていくのが「感謝」なのです。

私の場合は美座療法に出会えて本当にラッキーでした。(なぜ私が美座療法に出会えたのかな?)と、高次の方にお尋ねしてみました。すると…こうなることは決まっていた、決めていたと出ました。本当に不思議ですね…。ああ、感謝します、すべてに。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。