東京・杉並・西荻窪の施術室、てるこの部屋です。
今日も無名の私の中途半端な(笑)ブログを読みにいらして頂きましてありがとうございます。実は私、ここ5年くらいずっと葛藤があったんですよ。
知らない方に説明すると…以前の私はアクセス・バーズの人気講師として人生を思い通りにする方法を皆さんにご提供してきました(ちゃんと理解し実践すればアクセスは強力なツールです!)。問いかけ・選択・言葉の力・意図の設定・エネルギーなどなど、これはかなりお役に立てたと自負しています。私自身にとってもそれまでの集大成的なとても面白い日々でした。
それが2020年、夫の突然の死で変わってしまったんです。(これでいいんだ、これで行き着くところまで行けた)と思っていたのが、実は単なる入り口だった、まだまだ先があったという感じでしょうか。何かこう…扉というか、蓋というか…自分では制御出来ない何かがその時開いてしまったんです。

その一つに美座療法との出会いがありますが、その頃の私にとっては退行とも思えるものでした。アクセスで拡張して何でもありの自由になった意識をわざわざ縮こめて規制の多い不自由で窮屈な世界(と当時は感じていた)に住むことになったのですからね。意識について何も学んでこなかった方はスッと馴染めるかもしれません。しかし、様々な覚者や非二元の本を読み漁り(いい悪いはない、善も悪もない)などの在り方を探求してきた私にとっては、二元性の強い世界が古めかしい修行のようにも思えました。
馴染めない…そう感じてました。何度やめようと思ったことかしれません。しかしそんな時、胸の奥の奥で囁くような声がしたんです。(やめちゃいけない!)こんな感じです。ひじょうに気の短い私ですが、今までに何度か(これは絶対やめちゃいけない、よくこの話を聞きなさい)という声がするような気がしてやめなかったものがあります。自分の損得や理性ではないんです。鋼のような強い力が(やめるな!)とグッと止めました。美座療法についてもそうだったんです。

私の心がギリギリの時、いつも止めてくれていたのは何か…今ならわかります(筋反射でね)。それはご先祖様です。私は特定の宗教もないし信仰心も薄い人間ですが、お墓参りだけは毎月欠かさず行っています。ご先祖様や両親が喜んでいるのがエネルギーとしてわかります(皆さんもお墓参りに行くとスッキリするでしょう?)。もちろん私の自由意志(失敗することも含めてね)を尊重してくださっていますが、これだけはやめてはいけないというものは絶対にやめさせてくれないんです!
ご先祖様のおかげでここまで続けてこれました。で、5年近く続けてやっとわかったのは感謝の力です。そして、感謝は今現在を素晴らしいものにするだけでなく、私たちを次のレベルに押し上げるステップだということです。私たちの多くはまだまだ自分のことしか考えられない低いレベル(恐怖や不安を動機としている自己中心的なレベル)にいます。その意識では目覚めや悟りは到底無理です。自我が強いうち(つまりコントロールが強いうち)は、あれもこれもと欲望が拡大していきます。ただただ自分の思い通りにすることにフォーカスが向きます。そしてこれはきりがなく、一時は勝ってもいつかは負けるという苦しみの中を水平移動しているだけなんです。

以前の私は愛や感謝についてわかっていると思っていました。それが筋反射が出来るようになって、自分の意識レベルの低さをリアルに見ることが出来るようになりました。今流行りの願望実現のようなことをやっていても人間力(と言えばいいのでしょうか)は高まらないのです。本当の意味での愛や感謝が常態になるまでは次の扉(高い意識のレベル)は開きません。なので私たちは気の遠くなるような転生を重ね、少しずつ愛や感謝を学んでいくのです。
私はマインドセットや前提などの意識の使い方は今でも好きですし得意ですが、それだけでは自我が肥大していく可能性があると思っています。本当に心から満足する人生を送るにはその逆、つまり…ちょっと古めかしく感じるかもしれませんが、多くの先人たちが言っているようにやっぱり感謝です。感謝は今あるものにフォーカスし、自我を薄くし、本当の謙虚さを教えてくれます。

多くの方が不安や恐怖をモチベーションとして生きているので(俺が、俺が)とか(目標達成・願望実現)とか(思い通り)とか自我を拡大させる方向に社会がまだまだ向かっています。しかし、本当のやすらぎは個人性をなくしたところにしかなく、つまり個我を捨てれば捨てるほど生きるのが楽になります。
しかし一気に自我を捨てるのはとてつもなく怖い。なので、そのステップとして徐々に自我を薄くしていく効果のある感謝がお勧めなんです。この感謝が悟りへの近道(個我を超えるための安定した人間力・土台を作るもの)だと気付いたのはつい最近のことです。(非二元を目指していたのに二元性の世界なんて)と悩んだ時期もありましたが、実はこの5年間私は着々と歩みを進めていたというわけです。(^^ゞ
