東京・杉並・西荻窪の施術室、てるこの部屋です。
これは患者さんのIさんから許可を頂いて書かせて頂いています。Iさん、ありがとうございます。
毎日忙しく働くIさんが初めて当院にいらした時はこぶし大の円形脱毛症でした。

それが見る見るうちにどんどん抜け始めました。私も焦りました。しかし、美座療法の筋反射テストで良くなると出ていたので粛々と施術を続けました。
食べ物・飲み物・サプリメントを始め、様々なものを摂っていいかどうかたくさん筋反射しました。特にヘアケア用品・ワックス・髪の美容液?のようなものは使えばいいというものではありません。高価だから効くだろうとかつい思っちゃいますよね?また、○○成分が入っている!等の宣伝にも心が魅かれますよね?。心身の不調や症状があるとなんだかんだと余計なものを摂りがちです。
しかし、実は良くなっていくためには足し算ではなく引き算が大事なんです。患者さんが摂っている・使っている様々なものを筋反射でお調べしていくことは私の施術では必須です。

上の写真の状態からもさらに抜けました。眉毛もまつ毛も抜けてしまいました。それでもIさんは通い続けてくださいました。実はIさんは、施術中(私の施術はまったく触れません)の特殊な体感をしっかり感じていたからです。「何かやってくださっているのはわかります」とIさん。ご自分の直観と私を信じて施術を続けてくださいました。
心と体は繋がっている…私はいつもそれを念頭に置いています。身体だけでなく、心や人生や環境も含めて診ていく医学を全人的医療と言いますが、私はそういうものを目指しています。それにプラスして目には見えない不思議な世界も扱っているのが当院の大きな特徴ですが、説明すればするほど怪しく(笑)なってしまうのでここには書きません(皆様を説得するつもりもありませんし、ご興味やご縁のある方だけいらして頂ければというスタンスです)。

その病気は…その症状は…一体何のために起こっているんだろう?私はいつもそういうことを考えています。もちろん人間のちっぽけな脳みそでは完全にはわかりません。想像の域です。でもきっと「すべてはよくなるために起こってる」と私は思うのです。それを証明するために私自身も夫の悪性脳腫瘍など様々な体験をし、今も様々な勉強を続けているのだと思います。

左→右の写真のように髪がかなり生え揃ってきた頃、Iさんはなぜ自分が脱毛症になる必要があったのか、その気づきを私にお話してくださいました。「(こんなふうに髪がなくなってしまったり、病気で辛い思いをしている)人の痛みを知るため」「どんな自分でも愛せるようになるため」でした。それは私の筋反射テストでもYESと出ました。それはIさんの職業とも関係していました。
Iさんがしっかりと病気の目的を掴んだので、目的を達成した病気は存在理由がなくなり消えてくれたのかもしれません(もちろん美座療法でしっかり原因や原因の原因も取り去っています)。
今、Iさんは病院でも「完治レベル」とお墨付きを頂いています。病院の薬は途中からやめてしまったそうです。「てるこ先生と美座療法のおかげです」と勿体ないお言葉も頂いていますが、私はIさんご自身の心の変化によるところが大きかったと思っています。病気は自己変容を迫ります。特に癌や難病と言われるものほど激しく揺さぶりをかけてきます。

慣れ親しんだ自我を捨て去るのは大変な恐怖です。今までの自分でいては上手くいかないのはわかっている…しかしそれを捨てて新しい自分になるのも怖い…この生きるも地獄死ぬも地獄のジレンマを体験し、そしてある時、人は降参(サレンダー)するのです。それは子どもがいつまでも子どものままでいないように実は自然なことです。これを緩やかにではなく、激しく変化・成長させようとして起こるのが病気の目的でもあると私は考えています。
そして、一回りも二回りも自由で大きな自分になっていきます。だから高い視座から見れば変容のチャンスである病気はありがたいものなのです。Iさんはこの間、仕事やご家族との関係でも大変な葛藤がありました。「こうでなければいけない、こうあるべき」という信念を手放したり、新しいものの見方を受け入れたり…それらもIさんの変容を促していきました。意識レベルも相当上がりました。Iさんは今、脱毛症を克服されただけでなく古い自分を解放し生き生きとした人生を生きておられます。
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