呼吸法のくふう

イメージ療法や瞑想は、なんだか難しいという方もおられますね・・・

でも、呼吸法ならできると思いますよ。

法なんてつけるから、難しそうになってしまうのかな。

ただの呼吸です。

息・・・自分の心って書きますよね?自分の心を感じてみましょう。
ちなみに、奴の心って書くと・・・怒りだ!わーお!!!


毎日何度も、「呼吸」をすることを思い出すだめには、何か工夫をしたらいいですね。たとえば・・・
裏にのりがついた色つきのラベル、例えば青なら青を呼吸法の目印に選びます。

それを何枚か、仕事場や自宅で時々あなたがその側を通るところで目につく場所に貼ります。
この青い印が目に入ったら、ちよっと立ち止まって2回深呼吸をして下さい。
このようにすれば、毎日の生活パターンの中に自然な呼吸法を簡単に取り入れられると思います。

呼吸法の練習は、イメージ療法やリラクセーションと一緒に行うことができます。

息を吸う時に、意識を自分の鼻先に向けて、吸いこんでくる空気をイメージして下さい。
その空気はあなたの体にエネルギーを与え、生き生きとさせてくれます。
数百万というエネルギーの小さな粒子をイメージするかもしれません。

浮かんでくるイメージがどんなものであってもかまわないのです。
浮かんだイメージが肺の中に入っていき、渦を巻いて小さな肺胞に達するのを見て下さい。

息を吐き出す時には、肺に入ったイメージが、いやな心配事や緊張感を体の外に押し出していく、
そういう変化が起こるのを見て下さい。

ゆっくり息を吐きながら、外に出て行くのを見て下さい。

これを何回か繰り返してから、体の他の部分に移りましょう。

心臓や、肝臓や、腸や凝った肩に空気が取り入れられて、エネルギーと生命が吹き込まれ、
不安や緊張感を取り除いてくれるのをイメージして下さい。

吸う息と吐く息の穏やかなリズムを保ち、リラクセーションの状態へと入って下さい。
                            「がんのセルフヒーリング」より

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。