コロシアムの戦士と即身仏と牛と天女(クリスタルヒプノのご感想)

こんにちは、てるこの部屋です。

O様は催眠療法は2回目です。今回のヒプノはポンポンと見えてスピーディに感じられたようです。ご感想は毎回そのまま掲載させていただいていますが、あえて補足説明させていただきますと、全然心に響いてこないと書かれておられた事前カウンセリングではポロポロと涙を流されていらっしゃいました。そして、ヒプノの後、ある日、良い子でいることで親に受け入れてもらおうと思っていたご自分に気づかれたそうです。本当は良い子ではなく可愛い子と言われたかったんだと思い出し号泣されたそうです。(通常、催眠状態では本音が出ます。O様ご自身が自分にかけた催眠(良い子でなければ愛されない)が効きすぎていたようです。実は催眠療法とは催眠をかけるのではなく、両親や周囲の人・社会・そして自分がかけた催眠暗示を解いていくものだと言えるでしょう)

催眠療法(ヒプノセラピー)はその日に終わる(完成する)わけではありません。その後も続くのです。何気ない日常の中でふと思い出す・・(ああ、私の本当の願いは〇〇だったんだな。。)というように後から効いてくるのです。それは魔法のようにすべてが解決するというようなことではないでしょう。しかし、今まで無視して押し殺していた本音(未完了の思いや感情)があふれ出て、やがて本来の自分を生き始めるようになっていくのです。O様のことで言いますとホ・オポノポノにもあるように子どもの自分(ウニヒピリ・潜在意識)を満たしてあげなければ、願いを叶えるための上位の意識(アウマクア・超意識)に繋がることは出来ないのです。いつものエゴの自分(ウハネ・顕在意識)だけで小手先で何とかしようと頑張っていても空回りしてしまうのです。

催眠療法(ヒプノセラピー)は潜在意識を扱うのでとても強力ですが、長年ネガティブなもの・ことにフォーカスしてきた方は、そういった神経回路の自動反応がかなり強くなっています。それを育て直す手法がありますので、O様にお伝えして、ご自分の反応システムの作り替えをご提案したいと思っています。

追記
ヒプノ後、お住まいの区内に牛と天女を祭った神社があることを発見し、お参りに行かれたそうです。そこには撫で牛という儀式があり、貧乏神が福の神になったという伝説があるそうです・・・

 

雲

 

ここから、ご感想です

O様  40代  東京

①動機

現状を変えたくて
自分の顕在意識ではない部分、普段の意識下ではどうしようもないところに原因があってそこを癒すことで変化を見つけられるならと以前もヒプノを受けてみましたが、その時は初めてということもあり、頭に浮かぶものが果たして過去生なのか自分が作り出してるものかわかりかねるところがあり、当然その後の変化も感じとれませんでした。今回は新たなメニューということで前よりは上手くいくかなと期待を込めて。

②感想

延々話をしても今までもそうでしたが頭で理解してるのに全然心に響いてこない!自分ではわかっているのに何を言っても言われても表面を撫でられている感じでもどかしい感じでした。解決の糸口が見いだせないまま、ようやくベッドに横になりました。

【scene1】福井さんの誘導が始まると、浮かんだイメージは自分の足元の地面がエレベーターのように下降していく映像。凄く高速のエレベーターで地下に降りて行きました。たどり着いた所は福井さんはお花畑をイメージしてと言ってましたが私にはあまり花は見えず、生い茂った草原という感じ。夜の草原でした。その先にぽっかり明るい空間が開いていて、そちらは雪景色のようでした。そちらに向かって歩いていくと雪はなくなり今度は車に乗ってドライブしています。

【scene2】左ハンドルで助手席にハスキー犬がいます。自分は男性のようでした。左側に切り立った山、右側は崖でその下に川が流れている(実家のある岐阜県の飛水峡のイメージ)道幅の狭い一本道をひたすらとばしています。福井さんがこれからどうしたいか隣の犬に聞いてみたらというので、聞いてみるとまだ進めと言います。ぐんぐん進むとトンネルに入り、今度は目の前にいかつい戦士の姿がみえました。(イメージ的には格闘ゲーム、ストリートファイターのザンギエフです)

 

パルテノン神殿

 

【scene3】それが自分なのか敵なのかわかりませんが今度は舞台が荒廃したコロシアムに移り戦っています。まわりには人はおらず、ガランとした赤茶色の地面とコロシアムが見える中、一対一で素手でのタイマン勝負でした。そこで私は負けて地面に仰向けに倒れます。

相手が背を向け去っていく中、このまま死ぬのかなーと思いながら倒れていますが、福井さんに「死んじゃったの?」と聞かれるとこのまま死ねない!悔しくて死にきれない!という気持ちがフツフツと沸いてきて起き上がりました。自分は弱くないのに!こんなにあっさり負ける人間じゃないのに!という悔しい思いで涙が溢れます。

ボロボロの身体でで起き上がると一匹の大きなトカゲ(ワニくらいの大きさ)が横からやって来て一緒に歩き出しました。歩いてるうちにトカゲも自分もどんどん小さくなり、私は五才位の幼い修行僧になり(インドかチベットかその辺りの浅黒い肌を持つ剃髪した男の子)トカゲを肩にのせ歩いています。

 

 

【scene4】そしてそのまま土に掘られた横穴に誘導され穴の中にうずくまります。後頭部から背中にかけて何かの模様か文字のようなものが描かれてます。ここで「即身仏」というワードが出てきました。人柱なのか何なのか、とにかくこの穴に埋まって死んでいくようです。恐怖はなくこれが自分の運命なんだと受け入れてる様子でした。ただ一緒にいるのはさっきのトカゲだけでまたひとりぼっち死んでいくのかと寂しかったです。

 

 

【scene5】自分が埋もれた地面から大きな樹木が生えています。天高く伸びたその木を5歳の修行僧の自分が登っていきます。どんどん登って雲の上に着きました。雲はものすごい早さで流れていますが、そこで福井さんにハイヤーセルフを呼んでみますかと提案され呼んでみることに。

 

 

出てきたのは牛に乗った天女のようなふくよかな女性(弁天様?)何か質問があれば聞いてみたらと福井さんに言われ、質問したのは….ちょっと失念(時間が経ちすぎて忘れてしまいました、スミマセン)たぶん受けとるにはどうしたらいいかとか今より良くなるにはどうしたらよいかという質問をしたような。そしたら牛を撫でてと言ってきたので言われた通り撫でてみました。逞しくて温かい感触を感じました。そしてもう1つ質問したのが(これはハッキリ覚えています)「私って良い子?」ということ。これには天女様は答えてくれずニコニコしながら私のほっぺを両手でにゅい~んと引っ張られました。なんとなく「おバカさんね」と温かく諭されたようなそんな雰囲気のほっぺにゅい~んでした。

 

天女の写真がなくマリア様にしました・・
 

催眠療法
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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。