昨年から癒し人講座というところで
勉強させて頂いています。
これは、北海道でクリニックをされている
石川医師が開催していまして
「自分で決めて自分で治す」人を
育てるための講座です。
(誰かや何かに治してもらうという
態度では治りにくいということです)
自然療法の講座ということで
バッチのフラワーレメディや尿療法、
ホ・オポノポノなども頻繁に出てきます。
しかし最近は、ダイレクトパスという
「非二元」「悟り」「目覚め」の
色も濃くなってきています。
先日の回では、一人の受講生の方が
大自然の中で自分と自然が一体になり
もう何も心配はいらない、必要なことは
すべて知っているという確信を得て
大号泣したという素晴らしい報告も
ありました。
石川先生が考える癒し人とは
分離の幻想から解放され、宇宙と自分が
まったく一つのものであることを
実感している人ということのようです。
そういう恐れも不安もない人が
真に患者さんと向きあえるということです。
先生のコミットが強いので
これからもどんどん覚醒される方が
出てくることでしょう。
私も一昨年、1か月だけですが
全く何の不安もない状態になりました。
不安がないと別に何もしなくていいと
いう気持ちになるのですね。
読書も勉強もしないただただ淡々とした日々でした。
癒し人講座ではダイレクトパスの
様々な五感の実験映像を見ましたが、
私も一つ思い出したことがあります。
人間は情報の80%を視覚に頼っている
ということですが、昨年「ダイアログ・
イン・ザ・ダーク」というイベントに
参加した時のことです。
(現在は一般の公開はされていません)
照度0という、絶対に目が慣れてくる
ことのない本当の真っ暗闇の中を
視覚障がい者の方のサポートを受けて
6~8人くらいの少人数で
90分間遊ぶ?過ごす?のです。
これがけっこう大変なのです。
平らな場所だけではありません。
斜めの場所や家の中や砂地や森や
なんと丸太橋も渡るのです、真っ暗闇で!
会場にはレストランもあります。
真っ暗闇の中でお金を出し、
飲み物を注文するのです。
アルコールやジンジャーエールなど。
瓶を口に持っていこうとしても
あれれ、ずれてしまう!!!
私たちはかなり視覚に頼っているようです。
そのうち・・妙な気分になってきたのです。
なんというのか・・・
自分が空間全体に広がってしまった
ような感じなのです。
どこまで続いているのかまったく検討も
つかない真っ暗の空間がすべて自分なのです。
果てしなく広がっているのです。
そのうち、誰かがしゃべり出すと
自分がしゃべっているのか
他の誰かがしゃべっているのか
わからなくなり・・・感動ではなく
混乱というか本当に奇妙な感覚でした。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは
人為的に創られた空間で視覚を
使わないで「体験」を体験したのですが
最近私の周りでは、世界との一体感を
感じてしまう方が増えているようです。
ある方は電車に乗ろうとしたら
急に電車やホームや自分との境目が
無くなり、非常に驚いたそうです。
(電車を止めてしまうかもと焦ったそう!)
また別の方は、私のバーズセッションで
自分の身体も空間もすべて粒々(分子?)に
なってしまい、これまた境目がなく
気持ち悪いとおっしゃっていました。
すぐ元に戻りましたけどね。
一体感恐るべし、です。
「大自然との一体感」ならロマンチックで
感動しちゃうんでしょうけどね。
あ、でも分離しているように錯覚している
けれど、本当はみっちり繋がっているので
目指すものでもないのでしょう!
子どもの頃から作り上げた「錯覚」を
やめるだけみたいです。
そしてそれは、五感を1つの感覚毎に
実験していけばいいだけのようです・・・
勘がいい人なら本を読んだだけで
現実の錯覚から目覚めるかもしれません・・