赤ちゃんになったような瞬間がありました。
自分を100%(本当に100%という言葉がぴったりでした)
受け入れたという感覚がありました。
自分には、何も欠けているところがないという完全な感覚でした。
もちろん、自分が完全ですから、周りの人たちすべてが完全でした。
パワフルな感覚でした。
朝、目が覚めると、すべてが新鮮でした。
輝いていました。
マグカップを見て、マグカップという言葉が思い浮かびませんでした。
それ(マグカップ)を生まれて初めて見たような新鮮な感覚でした。
マグカップに感動しました。
美しさ(という言葉も思い浮かびませんでしたが)という感覚を
感じていたのでしょう。
箸を見ても、そうでした。
涙を流しました。
美しい(という言葉は浮かびませんが)のです。
神々しいのです。
なぜだか、すべてが輝いていました。
体験の世界です。
言葉がない世界です。
花を見ていると、自分が花そのものになりました。
なぜ花というものが、こんなに美しいか、その秘密?が
胸にドーンと飛び込んできました。
空を見ていると、自分が空になりました。
どこまでもどこまでも、広がっていきました。
胸に手を当てると、様々な思いが溢れてきました。
一瞬、一瞬、自分が選択しているのだと気付きました。
瞬間、瞬間に、果てしない時間が詰まっていました。
そんな感覚は、3日ほどで終わりました。
ふぅー、また元の退屈な人生に戻ってしまいました。
あれは、何だったのか・・・
今思えば、赤ちゃんはあんな風に世界を感じてるような気がします。
赤ちゃんにとっては、すべてが新鮮なのです。
赤ちゃんにとっては、自分が世界の中心なのです。
赤ちゃんは、自分が出来が悪いとか、直すべき欠点があるとか
そんなことは感じていません。
赤ちゃんは、自分が大好きです。
赤ちゃんは、周りのすべてとつながっています。
分離していないのです。
だから、幸せなのです。
(幸せという言葉も知らないのにね!)
あなたも、私も、この人生の最初にそんな素晴らしい感覚を
体験しています。
だから、それを思い出すだけでいいのではないでしょうか?