「透明なパイプになりなさい」

東京・杉並・西荻窪の施術室、てるこの部屋です。今回はちょっと不思議な話なので、スピリチュアルアレルギーの方はスルーなさってくださいね。

夏至前だからでしょうか、当院にもいろいろ変化が起きています。先日は、患者さんが仏像を発見してしまいました(サラッと書いてますけど、これ書くのは勇気要りましたよ(笑)。施術後、立って前屈後屈をして身体のビフォーアフターを確認して頂いていたら「てるこさん、これ、前からいましたか?」と驚きの声を上げられたのです。

「てるこさん、ここに仏像が!大仏様のような仏像がいます。すごくあったかいです。」と仰るのです。もちろん私は何も見えませんし、あったかさも感じません。「仏像はてるこさんに何か言っています。」とその患者さんは通訳のように話し始めました。

「透明なパイプになりなさい。何も責任を持たなくていい。」そして、パイプの内側に汚れが付着した映像を見たそうです。その汚れはどうやらエゴのようで、それが付いていると最善の施術が出来ないということでした。またその仏像は(お前はよくやっているよ。安心しなさい)と言わんばかりに私の頭をポンポンと撫でたそうです(仏像なのに(笑)。患者さんはたいへん感激して帰られました。

するとその日を境にして、ある変化が起こり始めたのです(以前からもそうだったのかもしれませんが、はっきりと理解しました)。当院では施術前に症状や状態を伺うのですが、その際にけっこう長くお喋りしてしまうことがあります。そうやってお喋りをすると(正確に言えば、私が自分の意見を言うと)施術が出来なくなってしまうのです。もちろんこれは筋反射で確かめ、最高の施術が出来るようにまたしっかり戻すのですが、たぶん私の個人的な意見や話は不要だということだと思います。どんなに良さそうに聞こえる意見でもそれが透明なパイプをエゴの垢で詰まらせて効果を半減させてしまうのです、きっと。

とは言え…喋らないのは辛いです。というか、無理です。出来ません。固く決意してもいざ患者さんのお話を伺うと、それに呼応してベラベラ喋ってしまうのです。これってもしかして修行???もちろん患者さんがお話されるのはOKなんですよ。だから私が相槌くらいしかしなくても変だと思わないでくださいね。今後はいらして頂いたら症状を伺い(お喋りせずに)早速施術させて頂こうかと思っています。施術が終わってからお喋りするのは大丈夫みたいなので。そんなこんなで当院は変化が加速中です。透明なパイプになってますので(笑)、梅雨時期の体調管理にぜひいらしてください。(^^)/

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。