どこにも向かわない旅

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年は大きな変化をした私です。
おととしの夫の死が転機であったと思って
いましたが、とんでもなかったです!
昨年の大変化の波によくぞ飛び込んでいった
と、自分で自分を褒めています(笑)

これまでにも度々書いているように
子どもが成長して今まで着ていた服が
窮屈になってしまうように
まるで押し出されるように変化・成長せざるを
得ない時が人生にはやってくるものです。

皆様にもいつかその日がやってくるでしょう。
だいたいにおいて…
それは死ぬほど辛い出来事であったり、
どうしても受け入れ難い出来事であったりします。

しかし、それをウエルカムしなければ
何度でも形を変えてやってくると、私は思うのです。
(それをセットしたのは自分ですからね!)
そして、それが恩寵であったと気づくのは
すべてを乗り越えた後ですから…( ノД`)シクシク…

とにかく、私たちはデコボコの道を
自分を頼りに歩き続けるのです。

そう…私たちは旅をしています。
この人生だけでなく、ずっとずっとです。
しかしその旅は実はどこにも向かっていない
ちっとも前に進んでいないと言ったら、
ガッカリされるでしょうか?

「自分は少しはマシになって来たぞ」と
思いたいのですが、それでもまだ夢の中です。
イメージの中の旅なのです。

私たちはいつかその夢から目覚めるのです。

自分の真の姿に気づくには、
無意識のうちに自分を動かしている動機に
気づかなくてはなりません。
これは残念ながら果てしない作業です。
それくらい無意識の罪悪感と欠乏感は
強固なのです。

(もっともっと素敵に立派にならなきゃ)と
欠乏感を煽られ、焦らされた人生。
(私は間違っている、悪い人間だ)と
罪悪感をつつかれ、責め続けていた人生。
(少しはいい人間になっているのでは?)と
信じ続けたかった人生。

夢から目覚めたあなたのやることは
今までと何も変わらないかもしれません。
しかし、そのありきたりの日常に
溢れんばかりの感謝を捧げ続けるでしょう。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。