自然は真空を嫌う

これは、アリストテレスの言葉だと言われていますが、
本来の意味ではないのですが、ふとこの言葉が思い浮かんだ時があります。


ある日、下駄箱の中を整理していて、一回くらいしか履いていない靴を2足見つけました。
サイズが合わないのです。
もったいないけれど、合わない靴を履くのは体に良くないと思い、捨てました。
「ごめんね~、カルマ」
うちでは、なぜか物を捨てる時「カルマ」と言います。
そうしたら、次の日、患者さんの家で
「良かったら、サイズが合わないから靴を2足もらってくれないかしら?」
と言われたのです。
今度は私にぴったりなサイズ、しかも新品同様の素敵なミハマの靴。
うーーーーーーん。
2足捨てても、2足入ってきてしまう。
あの下駄箱がそうさせるのか?????
空間を空ければ、自然に入ってきてしまう、そんな思いを持ちました。
以前、断捨離が流行りましたが(私も何回も断捨離しました!)、
要らなくなった物や、がらくたを捨てれば、
別のいいものが自然と入ってくる、そんな気がしてなりません。
物に限らず、人や出来事の入ってくるスペースを作ってみてはいかがですか?
もったいないからと執着していては、さらに良い物、良い人、良い出来事が入ってくるのを
拒んでいることになるかもしれませんよ。
今年も残り僅かになったことですしね!

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。