最近の私は集中しています。
ESSE(エッシー)という筋膜リリース
の手技療法をやっているからでしょうか?
本当にこれ好きなんですよ。
つい没頭してしまうのです。
クライアント様の身体と対話するというか
コミュニケーションを取っています。
思考ではなく、身体感覚に集中します。
そうしているとつい無意識の状態に
入り込んでしまうのです。
我を忘れてしまうという感じです。
最近のことです。
ESSEの最後に効果を定着させる手技が
あるのですが、それをしている時
「愛を感じました」と言われました。
「てるちゃんから愛を感じました。」
え?あらま?
その方はとっても感度の良い方。
でもねぇ、愛なんて送ってないのですよ。
あ・・でも、私の身体とクライアント様の
身体との区別がなくなっているかも!
それが「愛」の感じなのかも・・・
本当に本当に何も送っていないのです。
その時、意図さえしていないのです。
没頭している私はどこにもベクトルが向かっていないのです。
このニュートラルな状態、我がない状態が
「愛」なのかもしれませんね。
こういうセッションがいいのでしょうね。
クライアント様から大切な気づきをいただきました。
イギリスのダイレクトパスという悟りの
方法の教師であるルパート・スパイラは
こんなふうに言っています。
愛の体験とは「他者性の不在」です。
下手なカウンセリングを受けるより
マッサージなどの手技療法を受けるより
ただただニュートラルであることが
よっぽど癒されるのはこういうことなのでしょう。