著者のムラキテルミさんは、
余命半年と言われた末期肝臓がんを
断食で完治させてしまった奇跡の方。
木村秋則さんは、言わずと知れた
「奇跡のリンゴ」の方です。
文字も大きく薄い本ですが、
内容は濃く、そして面白かったです。
一日に2回読みましたが、読めば
読むほど新たな発見がありました。
奇跡のリンゴと、奇跡の人。
奇跡って何なんでしょうね。
私は、自分の夫が余命3か月と
言われた時、「他の誰かに奇跡は
起こっても私たちには起こらない」
と思いました。
(もう3年半生きてますけどね)
夫婦ともが治療家だったのに。
人様にはいろいろ言ってきたのに。
自分たちのことになると駄目でした。
大病院の医師の言葉に
へなへなになりました。
そして、ベルトコンベアに乗せられる
ように放射線や抗がん剤・・・
(抗がん剤は、途中でぶっち切りましたが)
人間って弱いものですね。
今たくさんの本が溢れかえり、
情報過多の時代です。
かえって迷いが深くなりますね。
体験するしかないですね。
自分で確かめるしかないです。
それから・・・
奇跡が起こらなかったとしても
駄目じゃないんだと思います。
これは何度言っても言い足りない
くらいです。肉体は永遠ではないので
いつかは、この世を去る日が来ます。
そして、それは寂しいことでも
虚しいことでも、残酷なことでも
ないと、心から思えるように
なってきました。
それが、この3年半の大きな収穫です。
そういう当たり前のことが
腑に落ちるまでこんなにかかりました。
そして、奇跡っていうのは
無農薬でリンゴが作れたとか
末期がんが治ったということだけでは
ないかもしれませんね。
自分を認め、大事にすることが出来る
ようになった・・・これも奇跡かもしれません。
こっちのほうが、人生で大切なこと
かもしれませんね。
そのために地球にやってきているのかも
しれません。
ムラキさんと木村さんの本、面白いです。
ちなみにちょっとした自慢ですが、
私もお二人と共通点があります。
シリウス星と、龍です。
私も私なりの「奇跡」を起こしている
のかもしれませんね☆