認知症のお守り

すごくピンポイントな神社を発見!
ボケとか、脳とかそんなのではない。
「海馬(かいば)」を守るそうです。
宮崎県の高千穂に行く途中に
見つけました。車の中でうとうと
していると、「脳の海馬の神社だって」
と、同乗者の声がして・・・
なぬっ!夫のために行かねば!
無理やり車を止めてもらったのです。
(夫の脳腫瘍は、海馬が原発ですからね)


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(海馬は、大脳辺縁系の一部で
タツノオトシゴの形をしています。
だから、海馬っていうんですね。
脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官。
アルツハイマー病における最初の病変部位
としても知られています。
心理的ストレスを長期間受け続けると
海馬の神経細胞が破壊され、海馬が萎縮
すると言われています。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
うつ病の患者にはその萎縮が確認されます。
日常的な出来事や、勉強して覚えた情報は、
海馬の中で一度ファイルされて整理整頓され、
その後、大脳皮質にためられていくと
いわれています。つまり私たちの脳の中で、
「新しい記憶」は海馬に、「古い記憶」は
大脳皮質にファイルされています。)
まぁ、神社にある彫刻が
「海の中の馬」なんですね。
で、海馬の神社ということに
なっているようです。
黒いお守りというのは珍しく
渋くて素敵です。
いつもお世話になっている
80歳の患者さんの分も
購入して帰りました。
後日、その患者さんがやってきたので
お守りを渡そうとすると、
「はい、これ」と、新聞の切り抜き。
認知症予防の記事でした。
その方は、私の夫のために
切り抜いて持ってきてくれたのです。
私は、認知症予防のお守りを。
その方は認知症予防の記事を。
お互いに同じことを考えて
いたのね~と笑ってしまいました。
平和な一日でした。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。