こんな文章を見つけました。
「否定しているものの中に
探していたものがある」
真理かもしれないなぁと
直感しました。
私たちは、口ではいろいろ
言いますが、
やっぱり心地よい体験だけを
したいものです。
癌や難病、隣人トラブル、
親子のコミュニケーション、
夫婦のコミュニケーション、
ママ友の悩み、会社の上司、
教育、介護、お金、、 、
あ~出来れば避けて通りたい。
一生逃げ回りたい。
逃げ切って人生を終えたい。
しかし、逃げ切れる人ばかりでは
ありません。
そんな時、むしろ積極的に
「ウェルカ~ム!」と
自分に引き寄せてみたほうが
楽かもしれません。
あるいは、ドボンと
飛び込んでみるとか・・・
陰陽大極図というのがありますね。
陰陽のマークです。
あれ、陰の中にポチッと陽が
あるんです。
そして、陽の中にポチッと
陰がある・・・
この世は、すべて2つのものから
なっているといいます。
光と影、上と下、生と死、
ポジティブとネガティブ。
でも、完全な光や、
完全な影はないというのです。
こう考えてみてもいいかもしれません。
絶対嫌だ、受け入れるなんてあり得ない
と思っている物、人、出来事の中に
自分が幸せになるいちばんのヒントが
隠されているかもしれない、と。
目を背け続けてきたものの中に、
受け入れがたい出来事の中に、
嫌いで嫌いでたまらなかった人の中に、
叩き潰してやると思っていた癌の中に、
人生を一変させる何かが
隠れているかもしれません。
試練、困難、悲嘆、絶望には、
恩寵がセットになっているのかも
しれません。
ポジティブとネガティブ、
そのどちらをもしっかり味わうのが
人生というものではないかと
思う今日この頃です・・・