病は、実は本人だけのものではないかもしれません。
とくに癌は、「関係性の病」と言われています。
身近な人間関係、大切な身内との関係、親子や配偶者、子ども、、、
そこに課題があるなら、それを探ってみない手はありません。
病の改善や真に健康になるヒントが人間関係に隠されているのです。
本当の健康には、幸せや自己受容なども必要なようです。
しかし、患者ご本人だけが催眠療法を受けてもままならないことがあります。
そんな時、ぜひご家族の方にも受けて頂きたいのです。
以前ある方から伺ったことがあります。
ご家族の方の心配や不安や恐怖、罪悪感などのネガティブな思いは
患者ご本人の痛みを増してしまうことがある、と。
もちろん、心配し過ぎるなと言っても難しいですよね。
ご家族は「第二の患者」と言われるくらい、ご本人と同じくらいへとへとです。
不安や恐怖もたっぷりあります。
だからこそ、ご家族の方も癒されることが大切なのです。
かつて、私自身が催眠療法で劇的に癒されました。
ああ、夫が死んでも私は大丈夫。決して一人じゃないんだ、と
腹の底から納得して安心感に包まれました。
私がどーんとかまえたことが夫の状態に良い影響を与えたことは
間違いありません。
どうか、ご家族の方はご自分を犠牲にし過ぎず、
もんもんと眠れぬ夜を過ごしていらっしゃるのなら、
体験だけでも充分ですので催眠を試されてはいかがですか?
きっとご自分の中にある大きな力に気付かれ、安心されることと思います。