teruko 東京・杉並・西荻窪の施術室、てるこの部屋です。
私は夢のメッセージを大切にしています。今朝の夢も象徴的でした。あるお金持ちの方がご自分の大切なお財布のコレクションを譲って下さると言っています。見せて頂くと、Sサイズ、Mサイズ共に5～6個ずつありました。それはマルジェラのような、いやTHE ROWのような感じの、とにかくシンプルの極みのようなお財布でした。色は黒、グレー、グレージュ、白いペンキをパシャッと飛ばしたカッコいいものも1点ありました。細いチェーンが付いていて、それを取り外せばクラッチバッグのようにも使えます。とにかくお洒落で一目でハイブランドと感じさせる財布たちでした。
私にはカッコ良すぎるなぁと思いましたが、嫌いではないデザインです。いつの間にか夢中になって選び始めました。しかし、よ～く見てみるとやはり新品ではないので傷が付いていたり汚れもありました。それでも普通なら自分には手の届かないものなので諦める気持ちにはなれません。選びに選んで、Sサイズの財布を1つ握りしめたところで夢から目が覚めました(笑)
お財布とは潜在意識的にはアイデンティティ、つまり「自分とは何者であるか」という自己認識を現しています。ファッション誌には「将来なりたい自分に相応しいお財布を買いましょうね」なんてことも書いてあったりします。まぁ、その通りだとも思います。
私の実際の好みはこんな感じなんです。シンプルの真逆ですね(笑)
話を戻しますと…今回の夢のメッセージはかなり緊急でした。一見カッコいいけれど、実は使い古された他者のアイデンティティを私が受け入れようとしていたからです。私が大切にすべきは他人の価値観ではなく、自分の心の声だけです。夢は超意識（本当の自分）からの呼びかけです。危ないところを救われました。
実はこの話をブログに書こうか書くまいか迷っていました。ま、たいした話じゃないし、自分がわかっているからいいかなと思っていました。すると今日で読了というぶ厚い本にこんなくだりがあったんです。
奇跡講座を書いたヘレン・シャックマンの伝記「天国から離れて」です。これはシンクロニシティですね。なのでブログに書きました。
今日のブログは2つの意味を込めました。財布にはアイデンティティという意味があること。だから普段のお財布が今の自分に相応しいものか見直してみてください、ということです。もう一つは夢はちゃんと大切なメッセージをくれるということです。それは直接的ではありません。ほとんどメタファーとして、です。
私たちは単なる肉体として何十年か生きて、そして消えていく無力な存在ではありません。目には見えないけれど無限の世界と繋がっていて、いつも助けられています。それは寝ている時の夢だけでなく、日常的にもサインを送ってくれています。そういったメッセージを受け取るのが上手くなると、この世界を生きるのが楽になっていきますよ。
