不倫しそうになった話

東京・杉並・西荻窪の施術室、てるこの部屋です。

ご安心ください。夢の話です。でもリアルな夢でした。目覚めた直後のまどろみの中で後悔と罪悪感に圧し潰されそうでした。目覚まし時計が鳴り響き我に返り、ホッとしました。(あぁ、夢だった~よかった)と。

夢の中で私はホテルのようなところに勤めているようです。右足に怪我なのか病気なのか不具合があります。私の自宅は遠いらしく、その足で帰るのは辛そうです。そんなわけで、勤務先の近くにある同僚男性の家を尋ねました。彼は既婚者で自宅には子どももいました。奥様は看護師なのか夜勤でいない様子でした。

彼の顔はココリコの田中さんにそっくり。性格もあんな感じです。私は自分の足の不具合を理由に泊めてもらいます。彼は私の足がうまく動かないことに同情します。いい雰囲気になり…はずみで抱き合ってしまいます。私は特に好きでもないけれど不倫してもいいかな?と思いますが、そのココリコの田中さん似の男性は踏み止まります。キスもしないで終わりました。

すると朝になり、夜勤明けの奥様が帰ってこられました。私は(何もなかった)と説明しますが、奥様の疑いは晴れません。その不安と怒りの入り混じった奥様の恐ろしい顔、リアル過ぎて思い出しても心臓がバクバクします。

あの夫婦はこれから大変なことになるなと他人事みたいに思いながら、私は遠い自宅に戻りました(このあたりは省略されています)。その日の私の勤務は遅番だったようで出勤します。私の勤務先にはバスを乗り継がないと行けないようです。乗り継ぎ場所で私の尊敬している患者さんに出会いました。その賑やかな街の乗り継ぎ場所にはたくさんのバス停があり、私は自分の乗るべきバスを必死になって探しています。でもなかなか見つからない。もう出社時間が迫っています。

さっそく筋反射で尋ねると、不倫未遂の部分は感情的な解放のためもあったようでそれほど深い意味はないようです。それよりもバスのほうが大事なメッセージのようです。夢の中に出てくる乗り物は「自己表現と自己操作の様式。乗り物の大きさが実現可能なことを示す。自分が運転しているか、乗客として乗っているかで、自制の度合いや自己責任の有る無しを反映。色や形や方向、上昇や下降、前進か後退かが大切なところ」とベティ・べサーズのドリーム・ブックに書かれていました。

私の夢を自己流で解釈すると、仕事(人生の目的、使命)に向かうためのバスを乗り継ぐということですが、ちょうど今新たなバス(新たな自己表現、自己操作)に乗る転換点にいて、それを早く探せというメッセージなのだろうと思います。そして今までのバスにはもう乗っていられない、今までの自己表現やら何やらを捨てなさいということでもあるのでしょう。乗り継ぎ場所で出会った患者さんは実際に20年のお付き合いになる方で社会的にも経済的にも大成功を収めた方で、その丁寧な暮らし方や本音主義にいつも学ばせて頂いています。あの患者さんも今後のヒントなのでしょうね。

ところで、不倫と言えば(失礼!打合せだったですね)前橋の市長さんと職員さんのことが記憶に新しいですよね。私は実際にどうであったか興味はありませんし、道徳的なことを人様に言えるような立派な人間ではありません。人生で一度も間違いを犯さない人がいるわけがないとも思っていますし。

あのお二人は今社会的には厳しいところを歩んでおられるでしょう。でも私は滅多に出来ない、とても大きな学びをされたと感じています。私はどんなことも必要だから起こるし、学びになるから起こると思っている人間です。

人とはどういうものか…自分とはどういう人間だったのか…本当に大切なものは何なのか…。生きた学びをされたと思います。失敗(と一般的にいわれるもの)をしなければ、残念ながら人は深く学べません。だから、今は針の筵のような状態でしょうが、必ずや(あれがあったからこそ、今の私がある)と思える日が来るでしょう。私はそう思っています。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。