癌の治癒と「愛」

「私は、親から愛されていなかった。」
そうおっしゃる方は、多いです。
「親子関係に問題はなかった。ごく普通の家庭だったし。」
そうおっしゃる方も、多いです。


どちらであっても、催眠療法(ヒプノセラピー)で
幼児期に退行していくことはいいと思います。
記憶は、あまりあてにならないものです。
潜在意識につながり、楽しかった場面や辛かった場面に
行ってみると、思いもかけないことが浮かんできます。
50代でも、60代でも、親の愛について葛藤のある方が多いようです。
今の大人の自分にとっては、たいしたことではなくても
当時の小さな子どもの自分は大きく傷ついているのです。
未完了の辛い思いが、まるで亡霊のように体や心に住みついています。
そのもう必要なくなった感情を解放させるのが、催眠療法です。
自分の中の小さな子ども(インナーチャイルド)を元気にして、
子供らしく喜ばせてあげるのは、自分しかいないのです。
親から愛されなかったという悲しさ、淋しさを癒し、
自分を育てていくのは、実は自分なのです。
私は自分自身に声をかけ、抱きしめます。
「大丈夫だよ。いいんだよ。愛しているよ。」
これは、アニータ・ムアジャーニさんのワークショップで
教わったものです。
「愛」を他人からもらおうとしてしまうかもしれません。
親から愛されなかった自分は、他人から愛をもらわなければ生きていけない
と誤解してしまうのです。
本当は、自分で自分に「愛」をあげるのがいいのです。
「大丈夫だよ。いいんだよ。愛しているよ。」
他人からもらおうとすると、依存的になったり、コントロールしたり。
人間関係が複雑になってしまうのです。
だから、まず自分に「愛」をあげるのです。
「大丈夫だよ。いいんだよ。愛しているよ。」
それが、最高の「愛」だと思います。
他人からの愛で、心から満足することはありません。
ところが、他人からの愛で決して満たされなかった心のグラスに
自分の愛を注いであげると、それは満タンになります。
そして、あふれ出ていくのです。
そのあふれた「愛」が、治癒の原動力になるような気がします。
自分の中にある「愛」、決して尽きることのない「愛」に
気付くのが、催眠療法です。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。