物事には、何でもコツがあります。
催眠療法を受けるにも、もちろんコツがあるのです。
そのちょっとしたポイントを押さえるかどうかで、
大きな違いが出てきてしまうのです。
私の催眠療法のセッションの流れは、大体こんな感じです。
最初から最後まで、3~4時間はかかると見て下さい。
①事前面談(カウンセリング、催眠療法の説明)1時間~2時間
②実際の催眠療法セッション 1時間~1時間半
③事後面談(振り返り ) 30分~1時間
この中で、大きな違いを作り出すと私が考えているのが催眠療法の説明なのです。
なぜ、そんなに催眠療法の説明が重要なのか・・・
これは、実際に経験した人でないとわからないと思います。
まず、催眠療法初体験の方の誤解を解くことから始めます。
・催眠術と催眠療法の違い
・催眠は、意識を失うのか?
・催眠中に本当に見えるのか?
・どういうふうになったら、催眠状態なのか?
上げればきりがありません。
摩訶不思議なものと思われがちな催眠療法とはこういうものですよ、と
クライアントの方によくわかるように説明していくことが重要なのです。
そしてまた、特にがんや難病の方が催眠療法を受ける際に
これを抜きにしてはできない、いちばん重要なことがあります。
「本人が積極的にやりたいかどうか」なのです。
通常の方が催眠療法を受けるのとは違って、がん患者様の場合は
患者様のご家族の方が申し込まれることが多々あります。
その際、ご家族がやる気満々でも、患者ご本人はそうでもないということがあります。
往々にして患者本人は、家族を安心させるために催眠療法でも何でも受けますよ、
という方がいらっしゃいます。
ご本人は、催眠療法を受けても受けなくてもどっちでもいいというくらいの
スタンスの方がいらっしゃるのです。
催眠は、誘導を受ける他者催眠でも、自分で暗示を入れる自己催眠でも
すべて、「自己催眠」なのです。
自分から「積極的」に入るという姿勢でなければ上手くいきません。
患者本人が受けたくない場合は、成立しないのです。
どうかそこを良く理解して下さい。
私のこのホームページをよく読んで頂くのも良いでしょう。
何かご不明な点があればメールやお電話でご相談下さいませ。