癌患者は、誰でもいいから
「絶対治る」とか「大丈夫」と言ってほしいのです。
他のどんなことよりも、その言葉が元気をくれるのです。
たくさんたくさん言ってほしいのです。
それが、バイブレーション(波動)を上げるからです。
でも、他人様からの言葉は、いったん上がってもまたすぐ下がります(血糖値みたいですね)。
下がったら、また上げなくてはと思い、誰かや何かを探すのです(依存症みたいですね)。
だから、そんな言葉を言ってくれる治療院や治療師を渡り歩いてしまうのです。
セラピーや占いやリーディングや、確信を持って言ってくれれば何でもいいのです。
ジプシーのようになってしまうのです。
また、友人知人を通して、高額なサプリメントや健康食品を紹介されたり頂いたり。
たくさんのお金をつぎ込んでしまうのです。
とにかく、何かせずにはいられないのです。
何もしないでいるとか、自分の気持ちを感じることが難しくなってしまうのです。
しかし、根本的な部分の不安はなくなりません。
抵抗すればするほど、何とか解決しようとすればするほど、不安が大きくなるのです。
逆説的ですが、あきらめた途端に平和が訪れたりします。
人生は、最高の教師です。
ある意味、とても皮肉屋ですが、私たちの本性を見事に暴いてくれます。
人生の一大事は、いちばんのチャンスなのです。
逃げないで、焦らないで、正面から堂々と行きましょう!
外側の何かや誰かに頼るのも、時には必要かもしれません。
が、答えは自分の中にあるじゃありませんか。
しかも、自分でもうすうすわかっていたことだったりします。
自分を信じて、自分の中を探るのは近道かもしれません。
本当の原因を捕まえてみませんか?