癌は、対人関係の病、、、では、どうする?

「対人関係療法」という治療法があります。
とても珍しく、日本で行っている医師は、私の知っている限り
水島広子医師だけです(水島さんは一時、国会議員でもありましたね)。


私は、この対人関係療法、かなりいいんじゃないか、と想像しています。
(受けたことはないですが、理論からして納得です)
対人関係療法というものは、対人関係上のストレスや、生活に起こった
大きな変化に取り組む治療法ですが、治療の過程で
それまでストレスの種だった対人関係が、むしろ病気を治す力に
変わっていくということが起こるのです。
例えば、夫との関係に問題を抱えているうつ病の患者さんが、
対人関係療法を通して、夫との関係を改善させていくと、
その関係が今度は、うつ病を癒す力になるのだそうです。
主に、うつ病や摂食障害、不安障害に効果が実証されています。
私は、この対人関係(特に、身近な大切な対人関係)の課題を改善させることは
万病に有効なのではないか、と考えています。
特に、癌にもいいのではないかと感じています。
私の実感ですが、「癌は対人関係の病」だと思っているからです。
親子、配偶者、兄弟姉妹、、、家族は切っても切れないですね。
どんな高額のセミナーより、現実の家族の課題というものは学びが大きいです。
これでもかと、私たちの魂の成長を促します。
その課題が終わるまで、どこまでもどこまでも追いかけてきますね。
(これは、その相手、例えば親が亡くなってしまっても、同じです。
別の誰かが、その親の代わりに課題を突きつけてくるのです。)
困難でやっかいな対人関係は、実は成長のための絶好の機会ではないでしょうか?
物事は、コインの裏表です。
必ず、ネガティブな面とポジティブな面があります。
今、見ているのがどっちの面なのか、というだけです。
必ず、反対の意味もあるのです。
デメリットがあれば、メリットもあるのです。
身近な大切な対人関係から、逃げ回ることは難しいです。
出来れば、「ハロー」とこちら側から迎え入れ、
積極的に改善してみてはどうでしょうか?
新たな視点をつかむのです。
「被害者」の立場から、いったん降りてみるのです。
相手を「加害者」と見るのをやめることです。
そのための有効な手段の一つは、もちろん対人関係療法ですが、
ヒプノセラピーもかなり有効です。
ヒプノセラピーは、決して不思議なものでも怪しいものでもありません。
脳と記憶にまつわる科学的なものです。
記憶を消すことは出来ませんが、記憶とワンセットになっている感情を
緩めたり、解放したりすることは出来ます。
ヒプノセラピーは、安全な脳科学でもあるのです。
(前世療法などもあるので、不思議系精神世界系に見えるのでしょうね)
私がやっていることは、子供時代に退行してもらい、
現在まで影響を受けている出来事や観念を探ります。
大体が、親子のことです。
そこで書き換えたり、再行動したり、親の本当の気持ちを聞いたり
言いたかったことを伝えたりします。
過去の未完了の出来事を完了させると、今現在が癒されるのです。
結局すべては、「対人関係」が原因のような気がします。
人間は、「関係性」の中でしか生きられませんからね!
肉体の病を癒すために、家族や大事な人間関係の課題を改善させる・・・
遠回りのようですが、案外最短の方法かもしれませんよ!

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。