また自分が、ヒプノセラピーを受けに行ってきました。
今回は、静かなセッションでした。
(毎回、大騒ぎでは疲れますしね!)
前回は、悲しみの感情の解放がありましたが、
今回は、副人格(サブパーソナリティ)というものを見ていきました。
私の人生の中で、ある種類の人を助けざるを得ない性格に
会いにいきました。
それは、堅牢な老人でした。
深いしわのある、白いひげの男性。
帽子をかぶって、カウボーイのような格好でした。
厳しい雰囲気です。
どんどん、自分の内奥を探りました。
あきれるほど、無駄なことをしてきた人生でした。
「罪悪感」と「他人に合わせる」というキーワードが浮かび上がりました。
それが、どう繋がるんだろ?
以前の私なら、思考、思考で攻めていきました。
今は、「わかんないなら、ほっとこー」です。
いつか、わかります。
わからなくても、事態は勝手に動きます。
それを知っているので、安心です。
ヒプノで、自分の暗い部分に光をあてたので、もう大丈夫なのです。
最後に、セラピストの方とちょっとおしゃべり。
「医師の言葉の暗示力」についてでした。
あるクライアントの方が、医師から
「あなたの腎臓は20年はもつよ」と言われたら、
本当に20年きっかりでだめになったということでした。
癌の場合の、余命告知などもそうらしいです。
「年内もつかどうか」と言われると、
本当にそうなってしまうことが多いらしいです。
もちろん全員ではないですが。
セラピストさんの解釈によれば、
告知や病状の予後の説明を受ける時は、
ドキドキと、心が不安定で、
つまり普通の冷静な状態ではないので、
トランス(変性意識状態)に入っているような感じなので、
医師の言葉が、すうーっと潜在意識に入ってしまうらしいのです。
もちろん、その後冷静になって、顕在意識(思考)では、
余命なんて、自分には関係ないと思うようになったりもします。
しかし、医師の言葉(告知の暗示)は、振り払ったつもりでも、
潜在意識にしっかりと、根を下ろしてしまっているのです。
そのセラピストの方は、
「私はそう信じているので、催眠療法で書き換えます。」と言っていました。
医師の言葉が、しっかり潜在意識に入っているか、
Oリングテスト(筋肉反射)で調べることができるかもしれません。
表面上は、告知には影響を受けていないと平気でも
ヒプノセラピーで見ておくというのは、良い方法だと思いました。
ある小説では、医師の告知を「呪い」と表現していました。
呪いだったら、解いておいたほうがいいですしね。