この紋所が目に入らぬか!

「控え!控え!控えー!
この紋所が目に入らぬか!
こちらにおわすお方をどなたと心得る。
恐れ多くも先の副将軍、水戸光圀公に
あらせられるぞ!

 


ご老公の御前である。頭が高い!
控えおろう!」

 

♪人生、楽ありゃ苦もあるさー
♪涙の後には、虹も出るー

ご存知、水戸黄門のテーマです。
ある癌患者さんのコーチングを
していたら、私の頭の中に
流れてきました。
黄門様が出てきました・・・
格さんも出てきました・・・
助さんも出てきました・・・


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あぁ・・・この患者さんにとって
癌は黄門様の印籠だったんだな。
母も夫も子供も同僚も友人も
みんな、ははーとひれ伏す。
印籠がないと、みんな言うことを
聞いてくれないですもんね・・・

 

癌という名の印籠を
切り札として使っている人は
意外と多いのではないかな?
そのコントロール効果は絶大だけど
命と引き換えなんて怖すぎますよ!
さっさと手放しちゃって下さいね。
新しいコミュニケーションを始めましょう!

 

(一説によると、癌を治したいと
言いつつ、本音は治りたくない人は、
全体の2割もいるんだとか!
顕在意識と潜在意識の不一致があると
アクセルとブレーキ同時なんですよ!)

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。