不思議な夢を見ました。
自分が一個の細胞だったのです。
でも、ちゃんと意識があるのです。
たった一個の細胞である私に、
欲求が出てきました。
変化したかったのです。
一個の細胞のままでは、いたくなかったのです。
そして・・・
どんどん分裂していきました。
ものすごいスピードで分裂していきました。
たった一個の細胞から、
何かの塊になりました。
何かわからないけれど、内側からの力で、
どんどん塊は、変化していきます。
あらあら、
おたまじゃくしみたいになってきました。
そう、
私は何かになるのです。
何になるのかな?
そして、どんどん変化していき、
どうやら「人間」の胎児というものになったようです。
もう、しっかり意識があります。
ふふふ、余裕です。
そして、産まれました。
親たちに丁寧に世話をされながら、私は成長していきました。
どんどん大きくなり・・・
今の私になりました。
何も持っていなかったたった一つの細胞の私から、
たくさんの洋服や物に囲まれた私になった・・・
そこで目が覚めました。
すべては、十分です。
すべて、十分過ぎるほどあります。持っています。
ありがとう、不思議な夢でした。