今週から、また新たな勉強を
始めました。
え~まだ勉強するの~という
呆れられそうですが、
周りの声などどこ吹く風~。
すべて自分の潜在意識と対話して
決めていますから!
「言葉で病気を消す心理技術」と
いうものを受講し始めました。
NLPやプロファイル、催眠も入っており
これまでの総まとめのようなつもりです。
(とか言いつつ、また新たな興味が
広がっちゃうんですよね、きっと。)
初日、「生きる目的」という
大きなテーマがありました。
これが重要と開発者の梯谷先生は
おっしゃっています。
これがわかると治りやすいようです。
あなたの生きる目的は何でしょう?
だいたいの方が、
手段を目的と勘違いしているそうです。
例えば、お金。
これは言わずもがなですが
他にも、ええっと思うようなものも
ありました。
そのお話の時、私は思い出しました。
自分の人生の目的を見つけた瞬間が
突然、映画のように甦ってきたのです。
ああっ、あれだ!
あれが私の人生の目的だったんだ!
梯谷先生の話を聞きながら
まるで催眠の中に誘われるように
私一人だけ、過去に飛んでいました・・・
あれは、18年くらい前・・・
だいぶ廃れかけてはいましたが
いわゆる自己啓発セミナーというものに
はまっていた時期がありました。
人の「成長」にフォーカスしたもので
現象学や様々な心理学がごっちゃに
なったものでした。
基礎コースと言われる3日間のコース
上級と言われる4日間のコース
そして、実践と言われる3か月間。
マインドコントロールだなんだかんだと
賛否両論ありますが、私にとっては
一生ものの友達が出来たりして
楽しいひと時でもありました。
その中の実践コースという、
基礎コースに参加する人を勧誘する
3か月間の最後の日のことでした。
それは、グラデュエーションと言って
まぁ卒業式という感じのものです。
3か月間をやり切ったそのコースの
メンバーを他の期や卒業生たちが
大勢集まりお祝いするものです。
しかし、基礎コースへの勧誘目標が
達成されなかった期のそれは
「お葬式」と言われていたのです。
私の参加した期も未達成でした。
たった5人の私たち仲間の待つ会場へ
ぞろぞろと大勢の人たちがやって来ました。
一応卒業式なので、みんなお花を持って
来ているのです。
その姿を見ていたら、急に不思議な
感覚に襲われました。
「お葬式だ!!」
(私のお葬式にみんなが
参列してくれているんだ・・・)
急にぼぉ~っとしてきて
まるで遮眼帯をつけられたように
周囲が見えなくなってしまいました。
(あ、私、死んだんだ・・・)
何故だか、自分は死んだと思いました。
(ああ、なんてあっけないんだろう)
死んだ当人の私は、悲しさや虚しさや
執着ではなく、あまりにも簡単に
死んでしまったことにびっくりしていました。
(あっけないな・・・あははは・・・)
(ああ、もう人生やらなくていいんだ・・)
くそ長いと思っていた人生をやらなくて
よくなったことに、ホッとして
なんとも言えない安堵感を感じていました。
人生の中でいちばんホッとした瞬間
だったかもしれません。
(あああ!!!あの人は悪役を
やってくれていただけだったんだな)
私を苦しめたと思っていた人の顔が
次々と浮かびました。
そして、そういう役を演じてくれることは
普通は誰もが嫌がることで
その人たちは本当は高貴な魂なのだと
はっきりわかりました。
そして、ありがとうありがとうと
涙を流しながら感謝の言葉を繰り返しました。
とうとう、私の魂が引き上げられる
瞬間が来たようです。
本当に上昇していく感じがしました。
その時です。突然かきむしられる様な
気持ちが湧いてきました。
(ああっ!こんなに私は知ったのに
いろんなことを知っているのに
もう何も出来ない、身体がないから
何も出来ない!!!)
急に後悔の念が襲ってきました。
肉体を離れることに何の未練も
感じていないと思っていたのに。
激しい後悔で、涙が溢れて来ました。
(ああ、今度生まれてきたら
今度生まれてきたら・・・
100%生きる。
私は100%生きる。
今度生まれてきたら・・・
今度生まれてきたら・・・
今度生まれてきたら・・・。)
魂?が上昇していく時の
搔きむしられるような後悔は
「知っているのに、それを
使わず終わったこと」でした。
「知っているのに、みんなに
教えてあげなかったこと
伝えられなかったこと」でした。
知識を集めただけで終わってしまった
ことが、悔しくて悔しくて・・・
あの18年前の奇妙な体験を
「心理技術」の講座で思い出しました。
あれが私の生きる目的だったのだ、と。
生きる目的とは、もちろん人それぞれ
違います。恐ろしくユニークで
その人にしかわからないものだと思います。
それを思い出すのがどうやら、
健康へのヒントでもあるようなのです。
これから私はそれを見つける
きっかけ作りをやっていきます。
そして、いろんなことを伝えていきます。
たとえ明日地球が終わろうとも、
誰もがこの世界にとって重要だということを
一人一人がこの世界を作っているのだと
いうことを・・・。