月に2~3回の勉強会、
ダスカロスサークルに出席すると
身が引き締まります!
ダスカロスとは、ギリシャのキプロス島の
スティリアノス・アテシュリスさんのこと。
彼は印刷局の公務員として働き、
大勢の人へのヒーリングを
生涯無料で行いました。
名前が知れ渡るのを嫌い、ただ先生と
呼ばせていました。
ダスカロスとは「先生」の意味です。
数人の集まりですが
人として、ヒーラーとして
確かな学びの出来る数少ない場です。
(しかも無料なんですよ!)
先日は、エゴイズムについてでした。
例えば、エゴイズムの発生する順番。
中心は 「自己」です。
1 無知 ↓
2 分離感 ↓
3 空虚さ ↓
4 恐怖 ↓
5 不満足 ↓
6 欲望 ↓
7 充足感 ↓
こうして、殻がだんだん厚くなります。
そして、エゴイズムの要素
① 所有欲
② 自己顕示欲
③ 支配欲
④ 野心
⑤ 誤った解釈
と、いうことです。
この日私が気になったのは、
自己憐憫がエーテル・バイタリティ(気)を
大量に浪費するので、病気になる
大きな原因になるというくだりでした。
自分を憐れに感じるのは
エゴの目的が叶わなかった時だそうです。
「私はこんなに素晴らしい人間なのに
どうして成功しないのだろう?どうして
みんな認めてくれないのだろう?」
この自分が可哀想だという思いは
プライドから生まれます。
プライドがなければ、成功しなくても
周りから注目されなくても、自己憐憫に
なることはありません。自己憐憫は
隠れた誇大妄想だということです・・・
自分を憐れだと強く思うと病気に
なりやすいのは本当かもしれません。
そして、病気になった後も
憐れだ、惨めだという思いのままで
い続けたら、完治は難しいでしょう。
ダスカロスの教えは、現代では
少々固いなぁとも思いますが、
ここまで噛み砕いてエゴイズムを
説明しているものは少ないです。
エゴと完全に決別するのは難しいかも
しれませんが、エゴは自分ではありません。
ちょっとずつでもエゴを減らして
存在そのものを輝かせたいものです。