催眠療法の素晴らしい効果に感激した私は、
4人の先生に学びました。
その中の一人が、日本の催眠療法の第一人者、村井先生です。
村井先生の講義の中で印象に残った言葉があります。
「変化はお友達」
お友達という言い回しが、ダンディな先生と不釣り合いでなおさら印象的でした。
そう、、、変化を好む人は少ないかもしれません。
悪い変化はもちろん、良い変化だってストレスと言われています。
ホームズのストレス表というのを目にしたことがあるでしょうか?
「配偶者の死」を100とした場合、それぞれの出来事に対するストレスを
現わしたものです。ホームズは一年以内にストレスの合計点が300点を
越えると何らかの病気になる確率が80%となると定義しています。
配偶者の死 100点
離婚 73点
夫婦の別居 65点
服役 63点
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結婚 50点
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夫婦の和解 45点
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すぐれた個人的業績 28点
転居 20点
結婚や引っ越しもストレスなんですよね。
一般的に人間は変化に弱いということなんでしょう。
そういえば、ダーウィンの進化論にはこんなことが書いてあるそうです。
「最も強い物が生き残るわけではない。最も頭のいい物が生き残るのでもない。
最も変化に対応できる物が生き残るのだ。」
がんという病気は、次々に難しい決断を迫れらることも少なくありません。
先々を考えると真っ暗な気持ちになることもあります。
変化は怖いです。
だからこそ、変化はお友達!と言い聞かせています。
変化ちゃんが向うからやってきたら、「やあ、調子はどう?」なあんて言ってみたいな!