teruko 私はあまりテレビは見ないのですが
たまにつけると何故か
「好きな言葉は情熱です！」の
湘南美容外科のCMを見てしまう不思議
（マーフィーの法則かな？）
このCM、気になるんです。
院長さんの滑舌の悪さ。
割りばしくわえて、１か月くらい
発声練習してもらえば
見違えるほど、口の中が開いて
説得力のある発声になるのでは？
と、役者出身の私は妙なところに
目が行ってしまうのです・・・
（信頼される声の作り方って
講座でもやろうかな・・・）
湘南美容外科の院長さんの
好きな言葉は「情熱」らしいですが
夫の好きな言葉は
「ニュートラル」です。
悪性脳腫瘍になる前から
ずっとずっと前から
そう・・・付き合い初めた時から
「ニュートラル」という言葉を
言い続けていました。
まぁ、柔道整復師である彼の生涯の
テーマなのかもしれません。
むかーしむかし、夫は
荒川靜（スケーターではない）さんと
いう方にチャネリングのやり方を
教えてもらったら、一発で出来る
ようになりました。
私も教えてもらったのですが、
全然出来ません。
こうやるんだよ、とアクション入りで
教えてくれるのですが・・・。
そのコツが
「ニュートラル」なのです。
夫いわく、どこにも方向性を
持たない状態のこと。
ピタッと止まって動かないこと。
その時に情報が入ってくるのだそうです。
（今はカエザルが話しかけてくれます）
だから、「メッセージが欲しい！」と
意図を持ったとたんに
ニュートラルではなくなるので
出来ないのです！！！
よく、電車の中とかお風呂の中とか
ぼうーっとしている時に
アイデアが閃くと言いますが、
本当なのです。
何も求めず、発信していない時
楽～に入ってくるのですね。
ところで・・・
私は今、PBMというものを学んでいます。
これはプレゼンス・ブレークスルー・
メソッドの略です。
「安心感」「リラックス」などを
テーマに、身体の感覚を通して
知って、創り出していくクラスです。
７回目の授業の時、
ピンとくるものがありました。
セラピストがニュートラルであれば
デガウス（消磁）が起こると
いうものです。
クライアントの帯びた磁気が
抜けるという（喩え）らしいのです。
例えば、患者さんに対してなら
こういうふうになってほしい、と
いう目標や計画を持ってしまいがち
ですが、治療家がニュートラルで
あればあるほど（どっちの方向に
行ってもいいよ～的）、患者さんのより
自然な姿に自然になっていくという
ふうに理解しました。
これって、７月に受けた
ヴィパッサナー瞑想のやり方でも
あるのです。
（アニッチャ・アニッチャ・アニッチャ）
渇望も嫌悪も、ただただ平静に
眺めているだけで、勝手に
消えていく・・・さずが仏陀！
ニュートラルですね！
で、夫に今日また質問しました。
「好きな言葉は？」
当然「ニュートラル」と言うと
思ったのですよ。
夫は答えました。
「愛」
「あれ？？？？？
ニュートラルじゃなかったの？
２０年間ニュートラルって
言い続けてきたじゃん。」
夫が言いました。
「ニュートラルの上に
愛が乗っかっているんだ。
愛とニュートラルは
同じようなものなんだよ。
僕たちは誰でも偏っている。
自分の癖があり、いつもどこかの
方向に動こうとしている。
つまりベクトルね。
それがちょうど真ん中の
ニュートラル地点に戻って来た時
そこには、愛があるんだよ。」
ニュートラルは
流行りの「今ここ」って
ものかもしれませんね。
そして、私たちは今ここに
いれば、「愛」そのものなのかも
しれません。
そういう偏りへの力みを
ふっと抜いたら、そこは
愛に溢れたニュートラル。
その位置にいれば、存在するだけで
他人に変化を自然に起こさせる力が
あるのかもしれません。
PBMの創始者、和葉さんは言います。
「ずっとニュートラルでいることが
重要ではありません。
誰でもブレます。でも、ブレたら
出来るだけ早くニュートラルに戻る
ようにしておくことが大切です。」
つい、絶対いつもニュートラルで
いなければって焦りがちですが、
ブレたら戻る、ブレたら戻るで
いいんですね。
あ～楽ちん、この説明を受けて
ニュートラルが身近になって
しまいました！
夫いわく、愛はニュートラル。
自分の中のどこか（真ん中？）に
必ず愛のポイント、ニュートラルが
あるんです。
なんだか、安心です。
もう持っているということが
わかっちゃったので・・・ね。