エンジニアの患者がいました。
彼は、がん細胞の周りの血管や神経を、入り組んだパイプのイメージでとらえました。
それで、自分がスパナを握って、端からその栓を閉めていき、
がん細胞に酸素や栄養が行かないようにし、神経もブロックしているところをイメージしました。
すると、彼の目の前で、がんがしなびていくのが見えました。
そして、そのことは実際にも起こったのです。
柿の実大だった腫瘍が、くるみ大に縮みました。今も縮み続けています。
金沢にいた友人が、子宮頚がんの初期だと診断された時、私はこの方法を勧めました。
彼女はこれを一カ月続けてみて、何の変化も見られなければ、
病院の勧める治療に切り替えようと決心しました。
毎日3回、15分ずつ、彼女は子宮内部の病巣の組織がはがれていくところをイメージに描きました。
ちょうど修理工事のあとで、手に付いた糊をはがす時みたいにです。
するとその下には、ピンク色をした健康な組織が見えました。
この健康な子宮のイメージを一か月集中して思い描き、病院に検査に行くと、
がんの兆候は消えていました。
医師は驚いて、最初の診断が誤診だったのだろうと結論づけたのでした。
「がんのセルフヒーリング」ハーマイオニ・エリオット著 より