昨日は、催眠療法の勉強会でした。
いつでも医師の方が数名参加されています。
昨日お話した方は、関西方面からの方でした。
「大体亡くなる2週間前くらいから、
潜在意識とつながり、いろいろな妄想や
イメージが出てきます。」
「亡くなる前の様々な妄想やイメージは
決して良いものばかりではありません。
死神が自分を引きづり込む、なんて
おっしゃる方もいますよ。」
「人は生きてきたように、死にます。
静かな人は、静かに。
怒っていた人は、怒りながら。
気配りの人は、気配りをしながら。」
「見ていて辛そうなのは、
ご家族との葛藤が多い方です。」
「子どもさんや、配偶者との
未完了が多いと、死に際して
苦しみが多いようです。」
「ご家族との未完了なものが
完了され、心と心が触れ合い、
気持ちが通じ合うと
驚くほど安らかに逝かれます。」
緩和ケア、つまりホスピスの現場の
様々なお話を伺うことが出来ました。
人間は「不死身」ではありません。
いつかは、肉体を離れます。
体の苦痛は、医療にまかせて、
心の苦痛を、どうするか・・・
誰にでも訪れる旅立ちをどうするか・・
私にお手伝いできることが
もっと何かあるような気がしました。