癌と「自然治癒力」

「自然治癒力」とは、何でしょう?
それは、生物(人間、動物、植物)が生まれながらにして持っている、
病気や怪我を治す力、機能のことです。
手術や薬を用いなくても治る機能で、「自然治癒力」とも言われます。


その昔、古代ギリシャの医療の聖人ヒポクラテスは、
「からだ自体に、不調を治す働きがあり、『病気』とは、失われたバランスを
体が取り戻そうとしている状態なのだ。この働きの有無が、生きている物と
生きていない物を区別する。」と言いました。
そして、「自然こそが最良の医者であり、医者の主たる役割は、体が持つ自然に
治癒しようとする性質を助けることであり、治癒的な性質の妨げになっている
ものを取り除くことによって、結果として体はそれ自体で健康をとり戻す。」
と言っています。
これを、素直に信じることができますか?
まず、それが最初のカギです。
「自然治癒力」とは、幸運な人にはあって、
不運な人にはないというものではないのです。
誰でもが生来持っているものなのです。
そして、「自然治癒力」を妨げているものを取り除くことが、重要なのです。
邪魔するものがなくなれば、勝手に治っていってくれるのです。
実にありがたいものです。
おいおい、妨げになっているものについて考察していきましょう。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。