犠牲者という役割

犠牲、、、なんだか重い言葉です。
ある女性が「私は、60歳まで自分を犠牲にしてきた。」とおっしゃいました。
夫や家族のために動きっぱなしで、自分のことはいつもいちばん最後だったと。
でも、気付いたそうです。「犠牲」は自分の作戦だったのだと。


自分を犠牲にすれば、夫や家族がいつか自分のために見返りをくれる、と
心の深い部分で思っていたことに気付いたそうです。
今は苦しいけれど、後の人生を補償してくれるというわけです。
つまり、後で奪うために与えていると言うのです。
そして、苦しみながら与えてきたけれど自分の作戦は実らなかったそうです。
そのことに60歳で気付いたそうです。
その方から、こう言われました。
「自立することよ。それと自信。自分を信じること。」
犠牲者という役割から、あなたも早く降りなさいとおっしゃるのです。
その方は、ご自分に言っているようにも見えました。
慣れ親しんだ「犠牲者」という役割から抜け出すこと、
これは、私にとって大冒険です。
いづれは、通らなければならない道なのですが、、、。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。