あなたは大切な人の顔を、本当に見ていますか?
時間に追われて、ゆっくり顔を見つめ合うなんて最近なかったかもしれませんね。
そして、愛する人の瞳を見ていますか?
そこには、何が映っているでしょう?
とまどい、、、不安、、、悲しみ、、、苦しみ、、、あきらめ、、、淋しさ、、、
愛する人の瞳に、それが描かれています。
私は、夫の瞳を覗き込んだ時、こんなにもこんなにも傷ついていたんだ、とショックを受けました。
一家の大黒柱だった夫が、悪性脳腫瘍になり知能低下、、、。
夫にとって、世界は怖ろしいものに変化していました。
病気になってから、びくびくしながら生きていたのです。
悲しみを一人でこらえ、私に心配をかけまいと頑張っていたのです。
夫の瞳が、すべてを物語っていました。
何もできなくても、愛する人の瞳をじっと見つめてみましょう。
彼の(彼女の)気持ちが、すべてわかります。
気持ちがわかれば、その苦しみを少し分かち合うことができるかもしれません。