我志さんや寺山さんのことを考えると、結局は波動が変わった、上がったのかなと思います。
すべてのものは、固有のバイブレーション(振動数)を放っていると言われます。
バイブレーションといえば、「なまけもののさとりかた」が思い浮かびます。
著者は、人間の基本的な営みは、
・スペース(広がった状態)
・エネルギー(いわゆるゼロポイント、ニュートラルな状態)
・かたまり(縮こまった状態)
の間を行ったり来たりしていると表しています。
各人が、自分のバイブレーションを自由に選び、そのバイブレーションに合った
体験をしている、といいます。
「スペースと」は完全に広がった状態ですが、たまーに気分が高揚して
「我ら、ここにあり!」なんていう人類みな兄弟の時なんかが広がっている時ですね。
逆に、病気や失業や落ち込みで、自分の殻にこもって、世界が怖い場所に感じる時
それが「かたまり」ですね。
自分にとって不都合な出来事に遭遇すると、早く問題を解決しようとあれこれ画策します。
あるいは、そこから逃げようと必死になったり、現実逃避して見ないようにしますが、
自分が周りに発しているバイブレーションを変えない限り、出来事は終わってくれないのです。
手を変え品を変え、自分を苦しめることとなります。
そして、これはどのバイブレーションが良い悪いという問題ではなく、
いつでも自由に自分で選べますよ、ということがポイントなのです。
私たちは、病気や貧困などの不幸は、いきなり起こってしまったもので
自分の力ではどうすることも出来ないと、早くから無力感に苛まれてしまいがちです。
その気分で、ますます負のスパイラルに自らはまってしまうのですね。
松野哲也先生が、ガン治癒のコツを教えて下さいました。
・変わる
・今この、一瞬に生きる
・肉体を持って生かされていることが、奇跡的であると実感する
・存在の「快」を味わう
・深く情動を揺れ動かれされる
・感謝する
これらのことは、頭で理解し、知識が増えたということではないのです。
天下伺朗さんのいうところの「実存的変容」であり、波動が上がった、
バイブレーション(振動数)が細かくなった、ということなのだと思います。
結局、ガンをどうこうしようとするのではなく、
ガンとピタッと波長が合っていた(同調していた)のを変えるしかないんです。
それには、ガンのほうを向き過ぎない方がいいように思います。
アニータさんは、「無条件に自分を愛する」と言いました。
寺山さんは、「癌に愛を送った、、、そして感謝した」と言いました。
我志さんは、「ここで死ぬのも天命、今私は幸せだ。死ぬ時までに、本来の自分に戻ってみよう。
それで、次の世に旅立てれば本望だ」と自分に言い聞かせたそうです。
愛、感謝、本来の自分、、、、、いったんは「死」をしっかりと受け入れること。
何もかも失くす覚悟をする、しなければならなかった人たちこそが、生還しているのです。
ガン治療は、どんな治療をやるかももちろん大切なことですが、
瞬間瞬間の自分のバイブレーションがどうなっているかにも着目してみませんか?
どんなに玄米を食べても、人参ジュースを飲んでも、
再発に怯えていたら、気持ちが固まってしまっています。
不安や恐怖のバイブレーションは、不安と恐怖の現実を作り続けます。
さぁ、天にまかせた!と心を広げたら、バイブレーションは細かくなり、
ガンとは波長が違ってきます。
ガンは共鳴しなくなり、消えていってしまうかもしれませんね。
どうやら、愛や感謝は本当に波動が高くなり、効果があるようです。
不安や恐怖は、波動を下げ、免疫力も下げてしまうようです。
そして、波動を上げ下げできるのは、自分しかないようです。
それもこれも含めて、「自然治癒力」というのかもしれません。