「口で言わなければ、体で言い出す」

東京・杉並で美座療法をしている施術室、てるこの部屋です。

アトピー、蕁麻疹、乾癬、湿疹などの皮膚の症状の患者様が続いています。当院では原因となるものを筋反射で調べ出し、きっちりやめて頂いています。そこが普通の病院や治療院と違うところです。

例えば、歯磨きペースト・シャンプー・トリートメント・化粧品・洗顔料・洗濯洗剤・台所用洗剤・パーマ液・カラー液・泡ハンドソープ・ハンドクリーム・消毒液などの経皮毒や、食べ物・飲み物と多岐に渡ります。

一般的に良いと言われているエコ的なものやオーガニック製品を使えばいいかと言うとそういうわけでもないんです。そういった比較的害のない製品の中でももちろんその方その方に合う合わないがあるのです。だからご自分で選ぼうとしてもちょっと難しいんです。

そして…合わないものを使っているという理由だけでもないんです。不要なエネルギーと言ったらいいでしょうか、東洋医学で言う「邪気」的なものも症状改善を邪魔しています。これもしっかり筋反射で見つけ出し、取らないと良くなっていきません。

さらにさらに…深い原因がある場合もあります。潜在意識的と言ったらいいでしょうか、無意識のうちに身体が訴えているということもあるのです。

私の心理技術の師匠である梯谷幸司先生はこう仰っていました。口で言わなければ、体で言い出すつまり、直接的に口で言えない時に症状として出して、周りの人たちにわかってもらおうとしている必死の作戦が症状なのです。

これは梯谷先生ご自身の若い頃の話です。梯谷先生は肺炎のような症状になり、熱が下がらず咳も止まらず入院してしまったそうです。すると上司が病院にお見舞いに来られました。いたわりの言葉を掛けてもらえるかと思っていたら、なんとその上司は「言ってないことは何ですか?」と聞いてきたそうです。梯谷先生は勇気を出してこう言ったそうです。「あの…休みを…もっとください」と。すると上司は「わかりました。これからはちゃんと口で言ってくださいね」と言ってさっさと帰られたそうです。もちろん、梯谷先生の肺炎が良くなったのは言うまでもありません。

自分自身の奥底の本音を汲み取り、言ってどうなるかはわからないけれど、それを伝えるということは大切ですね。それが出来ずに(そんなことが原因だとはわからずに)症状が出続けている方も多いのではないでしょうか?当院では、そういった心理的な原因もご一緒に探っていきます。

↑ 上記の写真はF様のビフォーアフターです。首の痒い湿疹の原因はいくつかありました。どういうものが悪化させてしまうかしっかり理解して頂きました。やめて頂いたら痛みや痒さがほとんどないところまでになりました。見た目も綺麗になりました。

首は喉とも関係があるので、自己表現の課題がもう少しあるかもしれませんね。自分の慣れ親しんだパターンを認識し、違うパターンや自己表現、コミュニケーションを選んだら、さらにさらに良くなるかもしれません。病気症状はもちろんありがたくないことですが、別の観点で見れば、私たちが本来の生き生きとした自分に戻るために起こっているメッセージでもあります。 (^_-)-☆

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。